検索窓
今日:3 hit、昨日:20 hit、合計:219,049 hit

5 ページ5






「何してんのって…見て分かんない?ジェル君。」



「………るぅちゃん、」









え、何この険悪な雰囲気


ジェル君?るぅちゃん?

お知り合いだったんですか!というかお互いカップルみたいな呼び方なんですね?あっ、お付き合いされてるんですか?(場違い)

驚きで涙引っ込んだ。




るぅちゃんと呼ばれた王子はジェル君と呼ばれた王子に笑いかける。


「へぇ、好きなの?この子のこと。」



な 訳 あ る か

今日初めて話したんだぞ話したっていっても次何?国語!って感じだぞ私のことそこらの雑草とでも思ってんじゃないのって感じのレベルだぞ


なんて言えるはずもなく。ただ二人の話を聞いているだけの私であります。





ジェル君と呼ばれた王子は、少し顔を歪めて言う。



「…っ、嫌がっとるやろ。その子。」



そう言ったのを見て、黄色い王子は私の腕を解放する。

投げられるように解放されたのでその場にへたりこむ。




「あは。良いよ?今回は見逃してあげる。こんだけやったらもう言わないと思うし。

それに、ジェル君が女の子庇うなんて珍しいしね。」


オレンジの王子の肩がビクッと跳ねる。




黄色い王子は私の方を向きかえって、黒い笑みを浮かべた。



「またね、望月Aさん。」


王子が帰っていく。
え、なんで私名前知られてんの?



オレンジの王子は、ため息をつく。



「ごめんな、怖かったやろ?…首、これで隠しとき。」


そういって、絆創膏を渡してくれた。


『あ、りがとうございます…』



なんか、

めちゃめちゃ優しいこの人。

普段何もしゃべらないから、ずっと無愛想な人だと思ってた。


そこで、ふと疑問に思ったことを聞く。




『…さっきの黄色い王子

いつもとは違う気がしたんですが』



聞いて良かったかな。




「まぁ、普段あんだけニコニコしとったらそう思うのも仕方ないよなぁ…


あいつ、以外に繊細なんや。」



「そっとしといてやってや。」そういうと、王子は苦笑いをして、私を起き上がらしてくれた。



訳もわからないまま、私は頷いた。




余談ですが

昨日、練習試合の送迎車の時間があわなかったので、近くの公園行こうぜ!って言ってみんなで遊びにいったんです。

そしたらそこにいた小学三年生の男の子6人組と仲良くなりまして

謎に「ねぎちゃん」と呼ばれ遊んでました。ちっちゃい男の子かわいかったです。(変態)


お気に入り30名様ありがとうございます!驚きです…!

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (236 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
474人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , ジェル , るぅと
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- ギャグ混じりやん。。。www好きぃwwww (2022年9月17日 18時) (レス) @page46 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - 凄いおもしろかったです!個人的になんかさとみくんがおもしろくて好き…www (2020年10月17日 23時) (レス) id: 59e14c9c3d (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり - おもしろかった (2020年9月12日 10時) (レス) id: a394905174 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - んー、この小説好きやわ。小説というか作者さん好きだわ! (2020年4月9日 10時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - 壁ドゴンw (2020年4月9日 10時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あゆ。 | 作者ホームページ:NO  
作成日時:2019年10月27日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。