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you said

一次選考が終わり、身体機能強化トレーニングが開始した

まぁ、これが野郎共にとっても私にとっても地獄なのだが

野郎共はサッカーを封印し、体を徹底的いじめ抜かれ食事もままならぬ状態だ

だがそれは私にも言えることで日々、野郎共の嘔と物等の処理、使った汗まみれの器具の消毒、野郎共のスダボロにされたメンタルのケア、全員分の個人データの更新など

こちらも中々の地獄なのだ

…まあ、このトレーニングの内容を考えたのは私なのだが

野郎共の体力でギリ耐えられる程度に体をいじめ抜く、事実こんな阿鼻叫喚の中ひとりも脱落していない

正直このトレーニングを作るのはスッゴイ楽しかったから、この仕事は全然苦ではないのだが

野郎共が苦しんでるのを見るのは楽しい

しかし、残念ながら一定数はこの地獄のトレーニングの中でも平気そうな奴がいる

その一定数の中にいるのが、今目の前にいるこいつら

烏「おっ、非凡やんけ」

乙「ちゅーす、Aちゃん元気?」

烏旅人と乙夜影太だ

『今、お前らの顔見て一気に冷めた』

チッ、苦しんでいる野郎共見て楽しんでたのに、何でこいつらこんな元気そうなんだよ

烏「ほー、それはひどいこと言うやんけ」

と烏が近寄ってくる

『こっち近寄ってくんなよ(とり)さん』

烏「読み方違うわ、俺は(からす)や、ボケ」

『とりもからすも紙一重』

烏「何言ってんねん」

と、そんなことを行っている間に後ろに気配を感じた

『どさくさに紛れて後ろ立つな乙夜、反射で蹴るところだった』

乙「俺、今心の底から安堵してるわ」

烏「お前まじで戦闘民族かなんやろ??」

『背後に立つ方が悪いだろ』

戦闘民族ってひどない?

『てか、もっと苦しめよ』

烏「何で俺らは苦しむの強要されてんねん」

乙「苦しめよと言われるのは予想外」

お前らが元気そうなのが悪い

『お前らのトレーニングだけ増やしていい?』

烏「アカンに決まってるやろ、アホ」

『えっ、、、』

鳥「何、そんな傷つきました、見たいな顔してんねん」

乙「うわー、烏が女の子泣かしたー」

烏「乙夜、悪ノリすんなや」

(とり)さんが、、、(とり)さんが、、、

苦しんでくれない、、、』

鳥「3秒前のちょっと罪悪感もった俺殴りたいわ、何サイコパス見たいなこと言ってんねん」

乙「きゃー、(とり)さん最低ー」

烏「だから、お前も悪ノリすんな!」


___


※エセ関西弁注意です

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とんこつラーメン(プロフ) - 結葉さん» コメントありがとうございます!頑張ります! (6月11日 15時) (レス) @page26 id: 86cc180473 (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - 更新待ってます‼ (6月11日 14時) (レス) @page26 id: d9ce17d90a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とんこつラーメン | 作者ホームページ:myet#known7gmail.com3  
作成日時:2023年4月23日 18時

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