第7話:依頼は ページ9
______太宰side
翌日 探偵社
太「おっはよー」
国「なっ!太宰が遅刻せずに来ている!!?槍でも降るのか!!?」
太「国木田くん酷いね!私だってたまには時間通りに来るさ」
本心を言えば、女性がなかなか帰ってくれなかったから帰ってもらうために早く出勤しただけだ。
Aの席をチラッと見る。
けれど、そこに彼女がいるはずもなくて、ため息が溢れる。
太「あーあ。やる気が出ないなぁ」
国「お前はいつものことだろうが!!」
国木田君は怒りながら私に書類の束を渡してきた。
ガチャッ
依頼人かと扉の方を見る。
すると、今此処にいるはずのない人物が顔を出した。
鏡「…おはよう」
国「鏡花!!?依頼はどうした!?」
鏡「終わった。護衛の依頼じゃなかった」
護衛の依頼じゃない…?
太「じゃあ何の依頼だったんだい?それになんで…」
Aが指名されたのか。
鏡「…依頼主はAの幼馴染の人で、Aが指名されたのは婚約者としてパーティに参加してもらうためだった」
それを聞いた瞬間、私は手に持っていた書類をバサバサと落としてしまった。
国「おい、太宰!?」
国木田くんが何か色々言っていたけれど私には聞こえなかった。
太「…婚約者……?」
そんな中、再び扉が開いた。
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アミ - 更新おめでとう御座います!太宰さんと夢主ちゃんが幸せになることを願っています!更新頑張ってください! (2020年4月21日 11時) (レス) id: 808cf034c3 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - アミさん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2020年4月8日 16時) (レス) id: b463e0700f (このIDを非表示/違反報告)
アミ - すごく面白かったです!更新頑張って下さい! (2020年4月8日 13時) (レス) id: 808cf034c3 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - あげはさん» わあぁそうなんですか!ありがとうございます。頑張ります! (2019年6月21日 21時) (レス) id: b463e0700f (このIDを非表示/違反報告)
あげは(プロフ) - (っω<`。)ドキドキです。大好きな作品で毎日続きを頭で気にしながら過ごしてます。頑張ってください。 (2019年6月20日 19時) (レス) id: b629904c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水月 | 作成日時:2019年6月10日 20時