第3話:依頼 ページ4
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うずまき
鏡「…大丈夫?」
『へ?何が?』
鏡「太宰さんと何かあったのかと思った、から」
『!』
鏡花ちゃんってよくみてるんだなぁ。
『何もないよ。もしかして心配した?鏡花ちゃんは優しいねぇ』
鏡「……そんなこと、ない。Aの方が優しい」
『え〜?ありがとう』
よしよしっと頭を撫でると鏡花ちゃんは擽ったそうに少し微笑んだ。
本当に可愛い。
私も鏡花ちゃんみたいに可愛かったらこんなことにもならなかったのかな…。
探偵社
『え、出張。ですか?』
国「ああ。鏡花と一緒に明日から一週間程ここへ行ってもらいたい。護衛依頼だ」
そう言って住所の書かれた紙と地図を渡される。
国「頼めるか?」
『え、はい!勿論です』
鏡「Aと一緒なら…」
きゅっと服をつかんでいる鏡花ちゃんに、にこっと微笑んだ時。
太「国木田くん。なんでAなんだい?」
『太宰さん…?』
国「依頼人からの要望だ。Aを指名したいと」
太「……は?」
私を指名…?いや、でも。
『私は調査員ではありません。なぜ私が…?』
国「それはよくわからん。ただAがいるなら頼みたいと」
太「………そう」
太宰さんはそれだけ言ってすぐ机に戻った。
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アミ - 更新おめでとう御座います!太宰さんと夢主ちゃんが幸せになることを願っています!更新頑張ってください! (2020年4月21日 11時) (レス) id: 808cf034c3 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - アミさん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2020年4月8日 16時) (レス) id: b463e0700f (このIDを非表示/違反報告)
アミ - すごく面白かったです!更新頑張って下さい! (2020年4月8日 13時) (レス) id: 808cf034c3 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - あげはさん» わあぁそうなんですか!ありがとうございます。頑張ります! (2019年6月21日 21時) (レス) id: b463e0700f (このIDを非表示/違反報告)
あげは(プロフ) - (っω<`。)ドキドキです。大好きな作品で毎日続きを頭で気にしながら過ごしてます。頑張ってください。 (2019年6月20日 19時) (レス) id: b629904c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水月 | 作成日時:2019年6月10日 20時