Another story ページ39
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「とーーーっても楽しかった！！」
永瀬『そらよかったな。』
「もぅ凄いかっこよかったよ！！」
永瀬『ほぉほぉ。』
私はまだ冷めやまぬ興奮を抑えられず
ソファにドカッと座る廉の横で大騒ぎ。
永瀬『誰がカッコ良かった？』
「そりゃあ、廉もカッコ良かったよ？」
永瀬『廉も？』
「うん、あと紫耀さんかな！やっぱりカッコ…っ！」
すると廉が突然、
私の肩を力強く押し、
座っている私の上に跨がってきた。
「…どうした、」
永瀬『誰がカッコ良かった？』
私の首に腕を回して
上から見下ろしてくる廉の表情は
とてもじゃないけど恐ろしい顔をしている。
「ふふふ、なに。ヤキモチ？」
永瀬『いいから早よ答えて。』
「…ふふ、廉がカッコ良かったよ？」
永瀬『それで？』
「…もしかして。うちわ、怒ってるの？」
紫耀さんのうちわ、
買ったから怒ってるのかな。
永瀬『なんで紫耀やねん。』
「んー、廉の売り切れてた。」
永瀬『いや、俺一番にあげたよね。』
「あれ、そうだっけ？」
わざと、私はとぼけた顔をする。
だってこれには、
ちゃんとした理由があるんだもん。
でも、そんな事を知る由もない廉は私に
少し乱暴なキスをし始める。
「…んっ」
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私は廉の胸に手を置いて抵抗するんだけど、
永瀬『なに。』
「…ちょ、どうしたのいきなり」
永瀬『俺が独占欲強いん知ってるやろ』
「……っ！！…」
廉に腕を掴まれて
また再び落とされるキスに
私はもう抵抗をするのをやめた。
.
.
廉にひとしきり口内を舌で堪能され、
それは少し息苦しさを感じるほど。
.
そのまま、
服の上から廉の手が自由に動き始める。
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独占欲。
独占欲かぁ。
.
実は私だってあるんだよ、独占欲。
だから、紫耀さんのうちわは
ちょっとした対抗心。
ごめんね。廉。
.
ソファの上で
とろとろに熱く溶け始める私達の身体。
廉は、自分のベルトを外して
お互い準備が整い、
永瀬『…俺の上に乗って。』
廉の誘導で、
今度は私がソファに座る廉の上に
跨る体勢となった。
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作者名：ayu
| 作成日時：2020年9月19日 1時
