1「爽やかな後輩くん」 ページ2
目黒「先輩、この書類あとで添削お願いします！」
「おっけ、これ終わったら見とくね」
そう言ったものの、今やってる作業がいつ終わるかなんて検討がつかない。
とりあえず切りがいいところまで進めて、先に目黒くんの仕上げたやつを見よう。
そうして作業していくこと数十分、のつもりが、時間はもっと経っていて、終業時間の30分前になってしまった。
これじゃあ目黒くんの仕事がいつまで経っても終わらない。
きっと目黒くんも、私のアドバイスを待ってる。
ササっとその書類を見て、赤ペンで修正部分を記して持っていくことにした。
・
「はい、遅くなってごめんね？大体できてるから、修正はほんのちょっとだけだし・・よく頑張ったね」
目黒「先輩、ありがとうございます！すぐ直します！・・・あの、先輩は仕事終わりそうっすか？」
「う〜ん、残業コースかな？(笑)」
目黒「自分にできることあったら言ってください。やるんで」
「うん、ありがと。でも定時で上がりな？それもまだ締め切り前だから明日修正すればいいし」
目黒「・・わかりました」
とても嬉しい言葉だったけど、上司の仕事のせいで部下が残業なんて、そんなことはしたくない。
でもいつも、こうやって目黒くんは気遣ってくれる。
目黒くんは私の4コ下の後輩。
私は目黒くんが新人の頃から、目黒くんの教育係として目黒くんに色々教えてきて、たくさんの仕事を一緒にこなしてきた。
彼は、仕事に対しての熱量がある人で、仕事を覚えるのも早かった。
だから目黒くんの優しさに頼ってもよかったんだけど、そこは上司としてのプライドが優先してしまっていた。
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みあ(プロフ) - スノ姫さん» スノ姫さん。コメントありがとうございます。素敵なリクエストです！参考にさせていただきます。 (2021年10月7日 0時) (
レス) id: f3c1546d7f (このIDを非表示/違反報告)
スノ姫 - アラフォーだけど、付き合ってた彼氏に浮気され、別れた所で街をふらついて歩いてる所に男友達の深澤君と会い恋人になったと言うシチュエーションをお願いします。 (2021年9月26日 4時) (レス) @page1 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ | 作成日時：2021年9月25日 14時
