朝起きない奴が居たらしつこいって思われても声かけりゃ起きる ページ7
沖田side
今朝はやけに土方のヤローがイライラしてやがる。ストレスでしね土方コノヤロー。なんて思いながら犬の餌食ってるヤローの目の前で飯を食う。
「土方さーん、ンなイライラしてるとハゲますぜ？」
「うっせぇ！てか、彼奴はいつ起きてくんだよ…」
あー、Aさんの事か。良いじゃねーか何時まで寝てたって。
「あ、そういや今日はAさんに客が来るんでしたっけ？」
「尚更起きてねぇといけねぇじゃねーか！！」
「じゃあ起こしてきやす」
「いや、テメーひとりは危ねぇ。俺も行く」
「いや、土方さんの方が危険ですぜ」
「良いから行くぞ」
ヤローは無理矢理話を終わらせて俺の前を歩いた。
＿＿＿
＿＿
＿
「おい、いつまで寝てんだオメーは」
『ん…何だよ…今日は土曜だろー。もうちょい寝かせろよー…』
「今日は火曜だっつーの！てかテメーは今日非番でもねぇだろ！！客が来んなら起きろ！」
「Aさん、諦めなせェ。土方コノヤローは起きるまで怒鳴ってますぜ。俺の経験上そうでした」
「起きねーのが悪ぃんだろーが…」
あー、そういや近藤さんに言われたっけ…。会ってみて欲しい客がいるって。しゃーない。面倒だけど起きるかぁ。
『…おはよーごぜーます』
「さっさと支度済ませろよ」
「Aさん、着替え手伝いますぜ」
「オメーは見廻り行け」
サラッとセクハラ発言した総悟にすかさずツッコミを入れ、連行する土方くん。ふたりは部屋を出て行った。
ウィスキーボンボンのボンボンって何？＃１→←上司は部下に理不尽だけど、何だかんだで優しい
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作者名：東雲 | 作成日時：2023年1月25日 0時
