歩いてる時はしっかり前向いて歩いてないと人にぶつかるから気を付けろ ページ5
『おはよーございまーす』
「お!Aちゃんおはよう!」
『おはようございます、近藤さん』
食堂へ向かう途中、近藤さんと鉢合わせになったので一緒に行く事にした。
何か近藤さんと居ると元気付く。明るい性格だからなのかな。
「あ、そう言えば今日の見廻りってAちゃんだったよな?」
『そうですね。どうかしました?』
「今日、お客さんが来るんだがな。Aちゃんにも一度会ってみてほしいんだよ」
『そのお客さんとは?』
「“宇宙最強の掃除屋、えいりあんばすたー“ さ」
誰それ。何?えいりあんばすたーって。あ、でもそのままの意味か。宇宙最強ってどれくらい強いんだろ…。
「あっ、Aちゃん!前!」
『…えっ? ___ぶっ…!』
近藤さんに名前を呼ばれ、顔を上げると誰かの背中にぶつかった。土方くんだったら怒られる…そう思いながら恐る恐る顔を上げる。そこにはオレンジ髪のアフロ…なのかいき過ぎた天パなのかよく分からない髪の男。
『あ…ごめん…』
謝ると、彼はぺこり と頭を下げた。私が少し疑問そうに見ていると近藤さんが彼の説明をしてくれた。
斉藤終。基本無口でアフ狼。二刀流。よく寝る。
『私は副長補佐の久坂A。宜しく、終くん』
私は握手をと手を差し出すと、彼は察した様で、握手をしてくれた。
何この可愛い高身長。頭モフモフしたい。てか隊服似てるね。二刀流もお揃いじゃん。私達気ぃ合うのかな??
上司は部下に理不尽だけど、何だかんだで優しい→←騒ぎ過ぎると説教されるから気を付けろ
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作者名:東雲 | 作成日時:2023年1月25日 0時