情報屋兼真選組副長補佐【銀魂】 (ページ24)

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＃４ページ24

「逃げ惑う人々を押し切って何かがこちらへ…。アレは…犬？…老人？……いや、侍！？」

パトカーの横に止まったのは、白い毛のデカい犬に乗った銀髪の侍。

「旦那ァ！？」

「お前、何…！？」

『…やっぱり…』

銀時はカメラに気付いたのか「あっ」と声をあげてカメラ目線でこう言った。

「これカメラ？これカメラ？えーと、映画えいりあんVSやくざ、絶賛上映中。見に来てネ。あー、それと、A。手伝ってくんね？」

『借りは返せよ』

「へーへー」

銀時はAの手を引いて、自分の後ろに乗せる。
当然、土方や沖田、他の隊士達はAが連れて行かれた事に対し、驚きを隠せなかった。

「なんだァァァァァ！！あの謎の人物はァァァ！！」

「旦那ァァ！！Aさん！！」

「野郎ォ死ぬつもりか！？」

「定春、散歩の時間だ。今日はどこでクソたれようか戯れようが自由だよ。めいいっぱい暴れな。A、しっかり掴まっとけよ」

『うん』

「行くぜェェェ！！」

誰もが決まったと思うこの場面。
だが、それで締まらないのが銀魂である。

「あり？」

『は？』