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『ねぇ、土方くん…』
「てめーの言いてぇ事は分かってる」
二人が見ていたのは、ターミナル周辺にいたえいりあん達がこちらに迫って来ている。
「オーイ、早く逃げねーと死ぬぞてめーら」
リポーターや真選組隊士達が走っている隣をパトカーが走る。
そのパトカーには土方やAが乗っている。
「何ィィ!一般市民さしおいてパトカーで逃げてんの!?何この人達ィ!」
「しかしまだアレが生きてたとはねェ。どうゆう経緯でここに来たのか知らねーがエレーことになったもんだ」
『ねー、総悟とザキくん乗せてやろーよー。土方クーン』
「ここで停めたらアレにクビ飛ばされんぞ」
『てか、ターミナルに住み着いたらやばいんじゃない?』
「あぁ。あれは膨大なエネルギーを使って船を転送する…言わばエネルギーのポンプ。奴の急成長はターミナルに流れる強大なエネルギーを食らったせいだ。
やべーな…このままじゃ江戸は喰い尽くされるぞ。てめっ、何撮ってんだ」
『あー……』
カメラを向けられていた事に気付いた土方はそれに手を伸ばした。
と、突然リポーターが騒ぎ始めた。
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作者名:東雲 | 作成日時:2023年1月25日 0時