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#7 ページ18





「男って奴には二種類の血が流れてる。一つは家族や仲間、自分の巣を守り安寧を求める防人の血。もう一つは巣から出て獲物を求めるさすらう狩人の血。

あの男の目は狩人というより、獣に近い。大人しく巣におさまっているタマではあるまいよ。

もしかしたらあの娘、今まで寂しい思いをして生きてきたのかもしれんな…」




『(寂しい思い、か。あの時も寂しい思いだったのか…?わかんねーや)』






そんなことを考えていると、隣から声を掛けられた。






「Aさん、どうしやした?気分優れないとか?」



『いや、何でもないよ。さっさとコイツら管理局に放り投げて帰ろーぜ。って事で、其奴ら手段は何でもいいからとりあえず、管理局に放り投げて来てー』



「はい!」



「丁重に扱えっつっただろーが!!」






______


____


__






『ふぁ〜あ〜あ〜』



「でけェ欠伸だな」





縁側でぼーっとしていると、煙草を吸いながら土方くんが呆れた顔でそう言った。





『最近疲れが取れなくてねぇ。歳かな』



「どうだかな。つか、見廻りどうした」



『あっ』



「早く行ってこい」



『ちぇっ』





私は仕方なく見廻りに出た。

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作者名:東雲 | 作成日時:2023年1月25日 0時

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