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「…っ!?ちょっと松田!
何すんのさ!下ろして!」
「下ろしたら仮眠室行くのか?
いや、行かねぇな。パソコンでも構ってんだろ?
明日だって何が起きっかわかんねぇんだ。しっかり寝とけ」
仮眠室に着き、部屋に入るなり、松田は藤原をベッドに放り投げた。
「あたっ…」
「ケータイ構ってねぇで寝ろよ」
松田はそう言って仮眠室から出て行った。
「(気を配れる後輩だなぁ…。
てか、さっき頭撫でられた…?
私年上として見られてない…?マジ?
ナメられてんのかな…。ま、いっか。)」
______________
松田side
あーーークソッ…。
さっき何でアイツの頭を…。
無意識か…?ヤベェ奴じゃねぇか…。
書類取る度にアイツの横顔が目に映り込んできやがって集中も出来なかったし。
てか、アイツ軽すぎたろ。
ちゃんと食ってんのかよ。
今度萩も連れて飯食いに行くか。
……って…何でアイツの事ばっか考えてんだ…。
…そんなに気になるかよ。
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作者名:蛍埜 | 作成日時:2022年7月12日 22時