三十一話目 ページ31
私達の最後のファッションショーが終わった
後輩達はぐしゃぐしゃになるくらい泣いている
「ぜんばいいぃ！綺麗でじだぁぁぁ！」
私のメイクを担当してくれた怖い後輩ちゃんですら泣くこの地獄絵図
『ちょっ！泣くことないでしょ？別に居なくなるわけじゃないんだしさ、ね？』
そう言うとそうでずげどおぉ！と言ってまた泣き始めた
『ってか、なんで客席に皆がいたの...』
制服に着替えながら隣にいた友達に聞くと
「私が教えた」
『ええ加減にせぇ』
つい関西弁になってしまった
いや、これは友達が悪い、なぜ言う？！
「まぁまぁ！いいじゃん！それよりさ！早く行ってきたら？」
ほらほらなんて言われて更衣室から追い出される
『うわっ？！...ひでぇ、いくら着替え終わったからって......あ』
ふと前を見るとゾムさんが立っていた
『..........』
「..........」
沈黙が二人の間に流れる
先にそれをやぶったのは....
『どうかしたんですか、ゾムさん』
私だった
「あ、あんな？一緒にまわりたいなって思ってん！」
よそよそしく言うゾムさん、何故こうなってるかなんてわかってる
私のせいだ
『.....場所、変えましょう』
ゾムさんの手を引っ張ってその場から移動する
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「あ、移動してもうた！」
チワワは二人を見ながら言う
「流石に気づいたんやろ、よし、後追うで」
ポメラニアンはワクワクしながら言う
「やめぇや、ただでさえおっさんがこんなにおんのにこれ以上はあかんて」
赤いマフラーをした豚は止めに入る
「んー、どうするめう？」
外交官は隣にいる総統に問う
総統はひとつ鼻で笑うとこう言った
「もちろん！追う！」
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サイレント(プロフ) - 闇さん» すみません！自分、九州あたりに住んでるので；；多分混ざってると思います、更新頑張ります！ (2019年4月6日 12時) (
レス) id: 9028f5619a (このIDを非表示/違反報告)
闇 - あっ、あと更新頑張ってくださいねー！ (2019年4月6日 3時) (レス) id: fac8d4f81c (このIDを非表示/違反報告)
闇 - 少し博多弁が混ざっているような...？私も関西のことわからないので知りませんが、まちがってたらすみません！ (2019年4月6日 3時) (レス) id: fac8d4f81c (このIDを非表示/違反報告)
サイレント(プロフ) - 凸さん» それはよかったです！頑張ります！！ (2018年12月22日 23時) (レス) id: 9028f5619a (このIDを非表示/違反報告)
凸 - 読んでてとても楽しいです！！頑張ってください！！！ (2018年12月22日 18時) (レス) id: 236f5f6838 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サイレント | 作成日時：2018年12月15日 20時
