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「あ、Aさん！学校前にちと案内したいんスけど大丈夫っスか？」
仗助からそんな電話がかかってきた1時間後、私は仗助と康一と東方家の近くで待ち合わせをした。
改めて康一に自己紹介をし、アンジェロ岩の隣を通ってともに歩く。
だが、普通に「あそこにはこんな人が住んでいて〜」と語ってくれていた康一がとある家の前で足を止めた。
どうやら、仗助もそこにいつ人が住んだかわからないらしい。
「それはおかしいな…」
「でも、確かにあそこの窓にろうそくを持った人が…」
門の中に康一君が首を入れて見回した瞬間、バン！と乱暴に門が閉まった。
苦しそうな声を上げる康一。
「君、確かにぶしつけに覗き込んだのkは悪いと思うよ。だが、さすがにその暴力は見過ごせない。話してもらえないだろうか？」
「この家は俺の親父が買った家だ……妙な詮索はするんじゃあねーぜ。二度とな」
「ンなことは聞いてねっスよ。てめーに離せと言ってるだけだ。早く離さないと怒るぜ」
それでも離さない少年。
とりあえず門の隙間に両手を入れ、無理やり開いた。
苦しそうな康一君といきなり強い力でこじ開けられたためにしりもちをつく少年。
「大丈夫かい？」
「っげほげほ…」
「ば、馬鹿力な女だな…ゴリラかよォ」
「おい、失礼じゃねーか！？」
仗助が私たちから少し離れて少年に近づいたために止めようと私も康一君から離れたときだった。
ザクリと康一君の胸を貫いたのは、あのイタリアで私を貫いたものと同じ矢だった。
ズリズリと引きずられていく康一君をとらえようとはしたが、伸ばした手は康一君の服の裾をかする。
「康一くんッ！」
「…Aさん、康一をお願いします。俺はこいつを倒すんで！」
「…ああ、分かった！気をつけろよ」
引きずられていく康一君の後を追って家の中へ。
暗いが…まあ、吸血鬼の視力ならば余裕で見える範囲だな。
奥に座る、弓矢を手にした少年。
ふと悪寒が走り、少しだけ横に避けたその時だった。
パパパパ
小さい音とともに私の左半身に小さな穴がいくつも開いた。
何だ…これは……？
「君もスタンド使い…か」
「あんたもだろう？A・A」
「なぜ私の名前を？」
「答える必要はない」
そういった少年。
だが、話している間に私のアクア・クイーンはハーミット・パープルをコピーして康一君の足に巻き付けていた。
そこからエネルギーを流して傷を治してから引っ張る。
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珠雨(プロフ) - 見たかったので嬉しいです！ありがとうございました！ (2019年6月20日 0時) (
レス) id: c32d1c54bf (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 珠雨さん» 申し訳ございませんでした！非公開のままにしていたので今公開しました！ (2019年6月20日 0時) (レス) id: 3df8fd3191 (このIDを非表示/違反報告)
珠雨(プロフ) - あの、５話が抜けてますよ…？ (2019年6月17日 2時) (レス) id: c32d1c54bf (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - ありがとうございます！次は5部の原作の前なので、例のごとく無茶ばかりする主人公を温かく見守ってやってください！ (2018年9月4日 18時) (レス) id: 7da074e648 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 4部も面白かったです...！続き待ってます！主人公がどうなるか(どうなってるか)とても気になります...！楽しみです(^-^) (2018年9月4日 12時) (レス) id: 325d5630b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆ | 作成日時：2018年8月2日 12時
