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とりあえずまずは財団の人間に連絡し、来てもらうことになった。
電話を終わらせてから救急車へと近づく。
「すまないが、帰ってくれ」
「はあ！？怪我人をおいて帰れるわけがないでしょう？」
「ここはSPW財団が引き継ぐ。私はSPW財団のNo.2のA・Aだ。もし聞き覚えがなかったら私の名前が承太郎の名前で上司に話を通してくれ」
何か連絡をした救急隊員たちはしばしば帰って言った。
申し訳ない…あとで何かおわびをしなければいけないなァ。
さて…と後ろを振り返ると、なぜか吉良吉影の背後に見知らぬ女性がいた。
一般人……！いつのまに…！？
「承太郎さんッ！『時』を止めろッ！『キラークイーン』の『スイッチ』を押させるなッ！」
そう叫んだ仗助。
よく分からんが、時を止めればいいのか…だが、承太郎はまだ遠い。
一番近いのは、私だ。
「アクア・クイーン！」
『はーい』
「ザ・ワールド！時を止めろ！」
『わかったわ』
吉良吉影がスイッチを押す前に止められた時。
私はザ・ワールドをコピーしているから、10秒以上は時を止めることが可能だ。
「ふう…間に合うかギリギリ……いや、よく見ると康一が動き出しているからなんとかはなりそうだったな」
まあ、別にいいか。
とりあえず間に合ったのだし。
そう結論づけて吉良吉影と女性の前に立つ。
確か、女性が爆弾に変えられているんだよな？
仗助の言葉と周りの状況を思い出して、女性のまぶたに指を置く。
さらに吉良吉影にももう少しで触れられるというところで手を止め、時を動かす。
「いいやッ！限界だ！押すねッ！」
「させないさ」
女性についていた小さなキラークイーンは奪って消滅させ、そのままキラークイーンにも触れ、奪った。
隣にいたキラークイーンがいなくなったことに驚く吉良吉影は何度もスイッチを押すが、何も起こらない。
「敵に説明するのも何だかな、と思っていたから何も言わなかったが…私のスタンドは、相手のスタンドを奪うことができる。
スタンド能力でもね」
絶望した顔の吉良吉影は、静かに肩を落とした。
こうして、大量の被害者を出した連続殺人事件は、あっさりと幕を下ろした。
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珠雨(プロフ) - 見たかったので嬉しいです！ありがとうございました！ (2019年6月20日 0時) (
レス) id: c32d1c54bf (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 珠雨さん» 申し訳ございませんでした！非公開のままにしていたので今公開しました！ (2019年6月20日 0時) (レス) id: 3df8fd3191 (このIDを非表示/違反報告)
珠雨(プロフ) - あの、５話が抜けてますよ…？ (2019年6月17日 2時) (レス) id: c32d1c54bf (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - ありがとうございます！次は5部の原作の前なので、例のごとく無茶ばかりする主人公を温かく見守ってやってください！ (2018年9月4日 18時) (レス) id: 7da074e648 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 4部も面白かったです...！続き待ってます！主人公がどうなるか(どうなってるか)とても気になります...！楽しみです(^-^) (2018年9月4日 12時) (レス) id: 325d5630b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆ | 作成日時：2018年8月2日 12時
