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だが、女生徒たちはまだ仗助に「今日も髪型素敵ねっ！」と話しかけたりしている。
何人かはちゃんと帰ってくれたんだが…私もまだまだということか。
しばらく我慢していた承太郎の堪忍袋の緒も切れたらしい。
「おい、仗助。くだらねー髪の話なんて後にしな」
女生徒たちがざわめく。
そういえば…さっきも不良の髪の毛をバカにしたような言葉に反応していたな。
つまり…髪の毛の話が地雷ということか！
「てめー…俺の髪がどーしたとこら！」
承太郎はここでようやく自分が仗助の地雷を踏んだことに気がついたらしく「おい、待ちな仗助。何もてめーをけなして…」と言いかけたが、すでに手遅れだったようだ。
ゆらりとこちらに向き直った仗助の後ろに現れたのは…スタンド。
その攻撃を避けていくスタープラチナだったが、危なっかしいな…。
「…アクア・クイーン」
『はぁい？』
「ザ・ワールドになってくれ」
『ええ、わかったわ』
私の悪い予感はあたり、胸の前でガードした手は弾かれた。
「なぬッ！こ…このパワーは！『スタープラチナ』の腕のガードを弾き飛ばすとはッ！」
「ケッ！ボディからアゴにかけてがら空きになったようだぜェーッ！」
どららああー！と仗助が拳をたたきつけようとした瞬間、私は時を止めて二人の間に入った。
そして、時は再び流れ出した。
いきなり二人の間に入った私に驚き、拳を収めようとした仗助だが、一度ついた勢いは消えなかった。
「おっと…まったく、危ないじゃあないか。承太郎、お前ももう少し言葉に気をつけろ」
「……悪かった、姉さん」
「承太郎がすまなかったね、仗助。悪気があったわけじゃあないから気にしないでくれ」
「あ、いえ……ってそれよりも手！大丈夫っスか！？」
慌てたように私の手を取ってまじまじと見ている仗助。
まったく…この程度なら痛くも痒くも無いのになァ。
「この程度なら大丈夫だよ」
まるで私が瞬間移動したような動きをしたように見えたであろう女生徒たちが逃げるように去って行った。
仗助は未だにひ弱な女(に見える)私が今のスタープラチナですら負けるクレイジーダイヤモンドの攻撃を食らったにもかかわらず、無傷なことに首を傾げている。
「お前に会いにきたのには二つの理由がある。ひとつはすでに話した、お前はジョースターの人間だということ。
そして、もう一つは」
ペラリと見せられた一枚の写真を見て目を見開く仗助。
「何か…やばい危機がおめーの周りに迫っているぜ」
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珠雨(プロフ) - 見たかったので嬉しいです！ありがとうございました！ (2019年6月20日 0時) (
レス) id: c32d1c54bf (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 珠雨さん» 申し訳ございませんでした！非公開のままにしていたので今公開しました！ (2019年6月20日 0時) (レス) id: 3df8fd3191 (このIDを非表示/違反報告)
珠雨(プロフ) - あの、５話が抜けてますよ…？ (2019年6月17日 2時) (レス) id: c32d1c54bf (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - ありがとうございます！次は5部の原作の前なので、例のごとく無茶ばかりする主人公を温かく見守ってやってください！ (2018年9月4日 18時) (レス) id: 7da074e648 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 4部も面白かったです...！続き待ってます！主人公がどうなるか(どうなってるか)とても気になります...！楽しみです(^-^) (2018年9月4日 12時) (レス) id: 325d5630b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆ | 作成日時：2018年8月2日 12時
