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光の元凶はチリ・ペッパーだった。
町中の光を集中させたらしいが…それよりもまぶしすぎて何も見えない…ッ！
ようやく慣れてきて、かすかに周りが見えるようになったその瞬間、チリ・ペッパーが仗助に殴りかかっていた。
「仗助！」
ラッシュもパワー負けし、吹き飛ばされるクレイジー・ダイヤモンドと仗助。
そろそろ、手助けしたほうがいいか？とアクア・クイーンを出す。
「ま…ってくださいよォ…」
私を制した仗助の前でチリ・ペッパーがタイヤにくるまれた。
しかし、クレイジー・ダイヤモンド以上の力を持っているのならタイヤくらいは破れるのでは…？
私のその危惧は当たったが、それは仗助にとっても予想の範囲内だったらしい。
タイヤを破った途端に、タイヤの中から大量の空気が流れだした。
チリ・ペッパーはその勢いのまま海へと着水。音石明は、動かなくなった。
プルルルル…プルルルル…
ふいに私のポケットから鳴り響いた着信音。
慎重に携帯を取り出して「すまない、電話だ」とふたりに声をかけてから背を向ける。
「Hello？」
『あ、Aねえさん！』
「アン！珍しいな！どうしたんだ？」
『あのね、ジョセフさんに暇だからってカーズさんもついていっちゃったの！DIOさんはめんどくさいからっておとなしくしてるけど…』
「そ、そうか…わかったよ。じゃあカーズはこっちで面倒を見るから、DIOが何かしたらすぐに報告してくれ」
『分かったわ！』
電話を切って頭を抱えていると、康一が叫び声をあげた。
音石明が消えたそうだ。確かに、先ほどまでそこにいたはずの場所には誰もいない。
慌てる康一たちを止めると「なんで止めるんですか！？」と聞かれてしまったよ。
「ジョセフの隣には、この世界で最も強い護衛がついているからね」
唖然とされた。
その後、無事に港へと到達したジョセフだが、なぜか杖は折れていた。
よろけるジョセフを支え、照れながらも一緒に歩く仗助。
そんなほほえましい光景に、自然とほおが緩む。
「カーズ！お前またわがままでみんなを振り回したな！？」
降りてきたカーズに一喝。
それでもすました顔をしているカーズ。
すごく腹が立つ…。
「なあなあAさん。その人誰だァ？」
「…吸血鬼を餌にする究極生物で、昔ジョセフが命懸けで宇宙に吹き飛ばしたんだが戻ってきたのを保護して今に至る」
「ふん…」
とりあえず思い切り殴った私は悪くないと思う。
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珠雨(プロフ) - 見たかったので嬉しいです！ありがとうございました！ (2019年6月20日 0時) (
レス) id: c32d1c54bf (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 珠雨さん» 申し訳ございませんでした！非公開のままにしていたので今公開しました！ (2019年6月20日 0時) (レス) id: 3df8fd3191 (このIDを非表示/違反報告)
珠雨(プロフ) - あの、５話が抜けてますよ…？ (2019年6月17日 2時) (レス) id: c32d1c54bf (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - ありがとうございます！次は5部の原作の前なので、例のごとく無茶ばかりする主人公を温かく見守ってやってください！ (2018年9月4日 18時) (レス) id: 7da074e648 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 4部も面白かったです...！続き待ってます！主人公がどうなるか(どうなってるか)とても気になります...！楽しみです(^-^) (2018年9月4日 12時) (レス) id: 325d5630b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆ | 作成日時：2018年8月2日 12時
