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レッド・ホット・チリ・ペッパーのバイクの後ろに立つ億泰と、同じように荷台にバッド・カンパニーを乗せて射撃準備をしながら走る形兆。
さすがにバイクは早く、もう二人と一体の姿は小さくなってしまっている。
億泰がそこで何かしたらしく、動きが止まった。
「ちょうどあそこは電線がないから逃げられることはまずないだろうな…あとは、バッテリーが切れる前にあいつが億泰を殺すのを防がねばいけないね」
「とりあえず、早くあいつのところに行くぞ」
四人で走って億泰の元へ向かう。
少し億泰たちが大きくなって来た時、形兆がバッド・カンパニーで動きを封じたレッド・ホット・チリ・ペッパーを億泰が踏みつけているところだった。
ザ・ハンドの攻撃を転げ回って避けていたレッド・ホット・チリ・ペッパーの体の色が、不意に鈍い色へと変化した。
「おい、色が鈍い色になったぞ」
「スタンドパワーが無力になってきているんだッ！」
億泰に「とどめは刺すな！」と叫んだ承太郎。
レッド・ホット・チリ・ペッパーは億泰たちに揺さぶるような言葉をかけている。
形兆も「ブラフだな…億泰、やるんじゃねぇぞ」とは言っていたが…。
全員で止める中、揺さぶりをかけられて焦ってしまった億泰。
ザ・ハンドがレッド・ホット・チリ・ペッパーの下半身を削り取る。
バチバチバチ！
その音は、ちょうど敵が寝ていた場所の足元から聞こえた。
そこには電線が埋められていたらしい。
億泰の右手が切り取られた。
止めようとした形兆だったが、すでにバッド・カンパニーは遠くへと吹き飛ばされる。
「っ億泰ッ！」
「バイバイだ！承太郎！仗助！これから港に来る…ジョセフ・ジョースターだったかなァ！
その老いぼれもこの虹村億泰と同じ目に遭ってもらうぜッ！
俺の勝利だッ！」
そう勝ち名乗りを上げたレッド・ホット・チリ・ペッパーは電線の中へと消えて言った…。
死んだと思われていた億泰は、仗助のクレイジー・ダイヤモンドが腕を戻したお陰で無事に戻ってこられたが、形兆の激しい説教を受けている。
明日…何が何でもジョセフを守りぬかなければいけない。
「億泰ゥ！てめえ、まさか俺みたいになろうなんて思ってるんじゃあねえだろうなァ？」
「…」
「チッ…俺をめざすなんざ目標が低いな。俺を超えるつもりでやれ。馬鹿が変な方向に頑張ろうと成長はしねえぞ」
「兄貴を……超える…」
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珠雨(プロフ) - 見たかったので嬉しいです！ありがとうございました！ (2019年6月20日 0時) (
レス) id: c32d1c54bf (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 珠雨さん» 申し訳ございませんでした！非公開のままにしていたので今公開しました！ (2019年6月20日 0時) (レス) id: 3df8fd3191 (このIDを非表示/違反報告)
珠雨(プロフ) - あの、５話が抜けてますよ…？ (2019年6月17日 2時) (レス) id: c32d1c54bf (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - ありがとうございます！次は5部の原作の前なので、例のごとく無茶ばかりする主人公を温かく見守ってやってください！ (2018年9月4日 18時) (レス) id: 7da074e648 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 4部も面白かったです...！続き待ってます！主人公がどうなるか(どうなってるか)とても気になります...！楽しみです(^-^) (2018年9月4日 12時) (レス) id: 325d5630b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆ | 作成日時：2018年8月2日 12時
