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その日から、エリナは私を見ると泣きそうな顔で逃げ去るようになった。
ジョナサンに「喧嘩でもしたのかい？」と聞かれたが、首を横に振る。
きっとエリナはあのことに罪悪感を持っているのだろう。
ジョナサンが少し寂しそうだ。
それから一週間ほど後。
ジョナサンとディオが殴り合いの喧嘩をしたという話を聞いた。
その後ジョナサンに話を聞いた。あの日のことをディオの取り巻きたちに聞たのが原因らしい。
「ありがとう」と言われた。
数日後、ジョナサンがいなかったので使用人の方を手伝っていた。
「これですか？」
「ええ、すみません。手伝っていただいて……」
「いいんですよ」
たまにこうやって使用人の方のお手伝いをしている。そうすれば力や知識が身につくことがあるからだ。
焼却炉の中にゴミを入れる。
なぜか奥に見えた木箱が少し気になった。
「どうかされましたか？」
「いや、あの箱が気になって……」
「うん？ああ……多分メイドの誰かが捨てたんでしょう」
火をつけようとしたおじさんを止め、耳をすませる。かすかに聞こえたのは呼吸音。
慌てておじさんにバールを持ってきてもらい、木箱を開けた。
中には、口を針金で縛られたダニーがいた。
「ダニー！誰がこんなことを……！」
混乱しているおじさんを落ち着かせて、庭師の男の人を呼んで一緒にダニーを引き上げる。
口の針金をとってあげると、ダニーはくんくんと鳴きながら私のそばをうろつく。
どうやら不安になってしまっているらしい。
仕方がないので一緒にジョースター卿のところへ行った。
「どうかしたのかい？A」
「ジョースター卿、実はさっきダニーが口を針金で縛られたまま木箱に押し込まれて焼却炉に入れられていたのです」
「何……！？なんという事だ……
で、ダニーは不安がっているのかい？」
「はい、私のそばを離れてくれない始末で……」
「ダニー、こちらへおいで」
いつもはジョースター卿に呼ばれれば一目散に行くのに、今日は怯えて耳も尻尾も垂れ下がっている。
「……A」
「もしよろしければ、しばらくうちで預かりましょうか？」
「…そうしてもらえるかい？」
「わかりました」
こうして、ダニーはしばらく私の家で預かることになった。
ジョナサンには今の状況に拍車をかけるようで申し訳ないのだが、一応起きたことを寸分たがわず伝えておいた。
「そうなのか……」
「…たぶん彼じゃないかと思う。気をつけてくれ」
「わかった」
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あゆ(プロフ) - オリフラ外しました！ご指摘ありがとうございます！ (2018年2月19日 7時) (
レス) id: b9f3a566bf (このIDを非表示/違反報告)
杏*あんず*(プロフ) - オリフラ立ってますよ！このままだと違反報告ものです！早めに外しましょーね！ (2018年2月19日 2時) (レス) id: 1023204a37 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - これは二次創作ですので、オリジナルフラグを外して頂けませんか？ (2018年2月19日 0時) (レス) id: e536c968fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆ | 作成日時：2018年2月19日 0時
