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その日、ジョナサンとエリナはいつも通りだった。
ジョナサンが木に何かを彫っている。
エリナが見ようとすると、ジョナサンが手で隠す。
「見せて」「まだだめ」というやりとりをしばらくした後、ジョナサンが不意に手を外す。
そこにはハートが書いてあり、その中にはJOJO ERINAと彫られている。
それを見たエリナは頬を染め、「まあ！ジョジョったらいけないひとッ！」と叫んだ。
そこから二人のじゃれ合いが始まり、私はダニーと一緒にそれを見ていた。
「A、本当にいいのかい？」
「いいんだよ。我が家は門限とかないからね」
「ごめんなさいね、迷惑かけて…」
「いいってば」
ジョナサンは門限があるから、と家に帰り、私はエリナを家まで送ることにした。
しばらく二人で話しながら歩いていると、目の前にディオが立ちはだかった。
反射的に私はエリナを背後へ隠す。
「やあ、A。
そして、君……エリナって名なのかい？
ジョジョと泳ぎに行っただろう！
あいつ、最近浮かれていると思ったらこういうわけだったのか」
エリナに近づいてくるディオ。
妙に怖い。
さらに、エリナに手を伸ばすディオ。
何も考えずにエリナを突き飛ばした。
ズキュウウウン
唇に、柔らかい感触が伝わった。
驚きで見開いたままの眼に映るのはディオの顔。
ディオの取り巻き二人の声が聞こえる。
私は今………ディオにキスされているのか？
唇が離れ、私は尻餅をついた。
エリナが駆け寄ってこようとするのを目で制する。
「ディオ……貴様！」
「ふん、邪魔をしてくれたなA。
ジョジョと仲がいいその女の初めてを奪ってやろうとしたのに……」
「このゲスが……！」
「まあ、別にいい」
後ろを向いたディオの足に蹴りを入れる。
こいつには何かしてやらなければ気が済まないッ！！
こちらを振り返ったディオの目は憤怒に燃えていた。
振り返る勢いで私のほおを張り倒す。
「っぐ……！」
ディオは近くの木の枝をへし折ってからもう一度踵を返した。
「もういい！行こう！」
ディオたちが去った後、エリナが駆け寄ってきた。
「Aッ！」
「ああ、エリナ……無事か？」
「ええ！でも、Aが……」
「いいんだよ。エリナが無事なら。私は昔からお転婆だったから、このくらいの怪我なら日常茶飯事さ」
「ごめんなさい、ごめんなさい………」
ほろほろと涙を流すエリナ。
そんなエリナを慰めながら、私はエリナを家に送ってから自分も帰宅した。
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あゆ(プロフ) - オリフラ外しました！ご指摘ありがとうございます！ (2018年2月19日 7時) (
レス) id: b9f3a566bf (このIDを非表示/違反報告)
杏*あんず*(プロフ) - オリフラ立ってますよ！このままだと違反報告ものです！早めに外しましょーね！ (2018年2月19日 2時) (レス) id: 1023204a37 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - これは二次創作ですので、オリジナルフラグを外して頂けませんか？ (2018年2月19日 0時) (レス) id: e536c968fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆ | 作成日時：2018年2月19日 0時
