17 スピードワゴン視点 ページ17
ディオのやろーの手下に成り下がっていたジャック・ザ・リッパーにAさんがケガさせられた。
その後、ツェペリのおっさんにワイングラスを渡されたジョースターさんがやつを追っていき、Aさんは「外の空気を吸ってくる」とトンネルの外に出た。
「Aさん、遅いな・・・なあ！ちと様子を見てくるぜ！」
「おお、気を付けたまえスピードワゴンくん」
「あいよっ！」
おっさんの言葉に返事を返して、トンネルの入り口に向かう。
あの人ならもっと早く帰ってくるはずなのに・・・変な感じだぜ。
勘が当たらなきゃいいんだが・・・。
トンネルの外、見える範囲にはAさんの姿はなかった。
「んん？・・・おーい！Aさーん？」
呼んだけど返事がねえ。
右も左も森。
とりあえず・・・左から見るか。
左の森に入って少し歩くと、そこにはAさんが倒れてた。
慌てて抱き起こす。
・・・は？うっすらと開いた口からちらりと見えたのはまさか・・・！
急いで口を開くと・・・
「これは・・・牙！？」
困惑する俺。
しばらく固まっていると、なかなか帰ってこない俺らのことを不審に思ったらしいジョースターさんたちがトンネルから出てきた。
きょろきょろとあたりを見渡す二人を見て、ようやく声がのどから絞り出せた。
「っジョ、ジョースターさん！ツェペリのおっさん！ここだ！」
「？スピードワゴン！」
走ってきたジョースターさんとツェペリのおっさんは、俺が抱えているAさんの姿を見て慌てて駆け寄ってきた。
Aさんの顔を覗き込むので、口の中の牙を見せると驚き、固まる。
「な、なんということだ・・・」
「っと、とりあえず日に当てないように慎重にトンネルの中に避難させましょう！
「俺が運びますぜ！」
三人で協力してトンネルの中、馬車のところにAさんを運んで、俺たちは目覚めるまで、ただひたすらに待っていた・・・。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あゆ(プロフ) - オリフラ外しました！ご指摘ありがとうございます！ (2018年2月19日 7時) (
レス) id: b9f3a566bf (このIDを非表示/違反報告)
杏*あんず*(プロフ) - オリフラ立ってますよ！このままだと違反報告ものです！早めに外しましょーね！ (2018年2月19日 2時) (レス) id: 1023204a37 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - これは二次創作ですので、オリジナルフラグを外して頂けませんか？ (2018年2月19日 0時) (レス) id: e536c968fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あゆ | 作成日時：2018年2月19日 0時
