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ウインドナイツ・ロットの前のトンネルの中で、私たちは敵に襲われた。
その敵は、ディオの手下と成り果てたジャック・ザ・リッパー。
ジャックは全身に埋め込まれたメスを筋肉の力で飛ばしてきた。
「スピードワゴン、危ないぞ！」
岩の後ろに隠れたが、メスはその岩すらも切り裂いた。
反射的に両隣の二人を突き飛ばすと、私の右腕をナイフは貫通していった。
「っぐぅ………！」
「Aさん！」
「あー…右手が動かない」
。
スピードワゴンが応急処置をしてくれている間に男爵とジョナサンの間で何か話がついたらしく、ジョナサンはワインを手にトンネルの壁に開いた抜け穴を進んでいった……。
スピードワゴンはやきもきしているが、私と男爵はジョナサンなら勝てると信じているからか妙に冷静だった。
「少し、外を見てきますね」
「気をつけろよ、Aくん」
「はい！」
男爵たちに一声かけてから入口の方へ向かい、一旦トンネルを抜ける。
気持ちいい風。まだ声は聞こえないからジョナサンは戻ってきていないようだな……。
そう考えながら空を見上げていると、後ろの薄暗い森に引きずり込まれた。
そこには、ディオとあの薬売りがいた。
ジョナサンとの死闘の後はすでにない。
「ディオ、ブランドー……！」
「久しぶりだな………A・A」
「何をする気だ？」
手を伸ばしてくるディオに波紋の呼吸で抵抗する。
バチバチ！と手を溶かされたディオが自分の手を見て鼻で笑った。
この場で始末してやろうか、と波紋を腕に流す。
その腕をディオに伸ばした………が、なぜかディオが私の腕に触れた途端、凍りついた。
そのまま両手を凍らされてしまう。
ま、まずい…対抗できないッ！
「お前は女だてらに強かったが……こうなったらかたなしだなァ？」
「やかましい！」
足で蹴り飛ばしてやろうとするも、吸血鬼の腕力の前に簡単に止められてしまった。
それでも最後の意地で睨みつける。
「ふふん……やっぱりお前は面白い」
「うるさい！お前にそんなことを言われる筋合いはない！」
「気が強いな……だが少しうるさい」
ズキュウウウン
気がついたら唇を奪われていた。
抵抗したが気にされず、舌が入ってきた時点で噛み付いてやった。
「っ」
「っふは、ざまぁ…………ん！？」
ディオの顔が離れた、と同時に顔に被せられたこれは………石仮面！？
ダメだ……それは嫌だ！
がしゃんッ！
大きな音が聞こえ、私はあまりの痛みに気を失ったーーー。
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あゆ(プロフ) - オリフラ外しました！ご指摘ありがとうございます！ (2018年2月19日 7時) (
レス) id: b9f3a566bf (このIDを非表示/違反報告)
杏*あんず*(プロフ) - オリフラ立ってますよ！このままだと違反報告ものです！早めに外しましょーね！ (2018年2月19日 2時) (レス) id: 1023204a37 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - これは二次創作ですので、オリジナルフラグを外して頂けませんか？ (2018年2月19日 0時) (レス) id: e536c968fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆ | 作成日時：2018年2月19日 0時
