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「！」
「！？」
ディオは私が飛び出して来ることは予想外だったらしく、少し刃先を動かした。
それによってジョナサンの前に出た私の体を貫こうとしていた刃は腕を深く切り裂いた。
「っぐ……！」
「Aッ！」
痛い！熱い！
手の痛みに顔を歪めて倒れ臥すと、ジョナサンが助け起こしてくれた。
「おれは人間を超越するッ！A、お前の血でだァーーッ！」
ディオは石仮面を被り、それに私の血がついた手を当てる。
がしゃん！と骨針がディオの頭に刺さると同時に警察が一斉射撃をした。
後ろの窓から飛び出すディオ。
さすがに撃たれたら死ぬだろう……。
「A！」
「大丈夫だ……このくらいは」
「すまない、A。私が身代わりになっていれば……」
「何をおっしゃるんですか！私は腕を一本失ったくらいなら大丈夫です！」
その時、窓の外を見たスピードワゴンが「死体がないッ！」と叫んだ。
「警察のだんな、窓から離れろーッ！」
スピードワゴンの言葉は間に合わず、突然窓の近くにいた警察の頭が半分のところで吹き飛んだ。
全員が固まる。
窓の外から入ってきたのはーー先ほど死んだはずだったディオ・ブランドーだった。
スピードワゴンがジョナサンの後ろから頭を撃ち抜いたが、ディオは倒れない。
「ジョースター卿！私の後ろに！」
「だが、それではAが……」
「私は大丈夫です！」
ディオが警察官の一人の頭に指を突き刺すと、干からびてしまった。
それを投げつけられ、何人かがまた体の一部を失って死んだ。
「ゲッ！」
「スピードワゴン！大丈夫か？」
「くそっ！腕が……」
ガタガタと震えているジョナサンは周りを見渡し、生き残っている私とスピードワゴン、ジョースター卿の方を見た。
その途端震えが収まり、近くにあった鎧が持っている槍をもぎ取った。
スピードワゴンが必死に止めようと声をかけたが、ジョナサンの覚悟は硬い。もう止められないだろう。
ジョナサンが覚悟を決めたのと同時くらいだろうか？
先ほどディオに生気を吸われて死んだ警察が動き出した。
「バカな！死んだはずでは……！」
それはスピードワゴンの血を吸おうとしたが、ジョナサンに後頭部を槍の柄で突かれ、振り向いたところを倒された。
元とはいえ人間だったものを倒すジョナサンはひたいに脂汗を浮かべている。
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あゆ(プロフ) - オリフラ外しました！ご指摘ありがとうございます！ (2018年2月19日 7時) (
レス) id: b9f3a566bf (このIDを非表示/違反報告)
杏*あんず*(プロフ) - オリフラ立ってますよ！このままだと違反報告ものです！早めに外しましょーね！ (2018年2月19日 2時) (レス) id: 1023204a37 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - これは二次創作ですので、オリジナルフラグを外して頂けませんか？ (2018年2月19日 0時) (レス) id: e536c968fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆ | 作成日時：2018年2月19日 0時
