風磨 ページ28
それから何事もなかったように私達は帰路についた。
ビルに着き、エレベーターを押そうと思うと最上階で止まっている。
他の階で止まっていることがあっても、最上階で止まってる事はなぃ。
最上階は健人の部屋しかない上、暗証番号がないと上がれない。
不思議に思いながら登りボタンを押すと、最上階から地下にエレベーターが降りてきた。
乗り込み再び最上階へ…
エレベーターが開くとやっぱり部屋に明かりがついている。
健人と顔を見合わせた。
「Aは待って、俺が開ける」
健人は扉を開けた。
「おー中島ーどこ行ってたんだよ、オレ待ちくたびれた」
そこにはそう、あの菊池風磨が居たのです。
「お前勝手に何してんだよ(笑)」
「この近くの大学の友達ん家でレポートやってたんだけど、帰りここ思い出して久しぶりに来てみた」
どうやら以前にも来た事があるらしく、覚えやすい暗証番号であるため来てみたら鍵が開いていたので中に入って待っていたらしい。
風磨は健人の後ろに隠れるように立ってる私に気付いた。
「あっ、もしかして中島の彼女？はじめましてーオレ菊池風磨って言います(笑)」
そう言って私に握手する風磨。
私は、あの菊池風磨と会ってしまった興奮で固まってしまった。
風磨様が目の前に居る。
完全にミーハーな私。
「あ、A風磨のファンだから」
健人が言った。
「えっ？そうなの？Aちゃん？
光栄だなーこんな可愛い子がオレのファンだなんて…で、なぜオレのファンが中島と？(笑)」
さすが風磨様、そのキャラ本当に好きです。
「話せば長くなる。」
健人は一言そう言った。
「お前が最近、自宅じゃなくこっち帰ってる理由はこれだったんだな」
「まぁね」
それから一時間ぐらいで風磨が帰った。
「じゃあ中島、オレAちゃんもらって帰るわー」
そう言って肩を組む風磨様に私の瞳はハートマーク。
「好きにすれば？」
何気ない健人のその返答に私の胸が少しチクリとした。
私は風磨をエレベーター前まで見送った。
「中島なんかやめてオレにしない？」
扉が閉まる瞬間、悪戯な笑顔で風磨はそう言った。
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アップルレモン(プロフ) - はい。 もう、健人への愛が薄れることはありません。 ぜーったいに、愛し続けます！！！ (2014年10月13日 10時) (
レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
SZ-holic(プロフ) - アップルレモンさん» ほんとですか？嬉しいです(*^^*)これからも健人を愛してあげてください。愛が薄れた時は、又らぶほりっく。思い出してください。←黙（笑） (2014年10月12日 23時) (レス) id: 42cc598e38 (このIDを非表示/違反報告)
アップルレモン(プロフ) - この小説読んだら、ちょっぴり薄れていた健人への愛が復活しました！ 本当に本当にありがとうございます。 (2014年10月12日 23時) (レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
SZ-holic(プロフ) - アップルレモンさん» アップルレモンさん、もぅ感激なコメントに涙出ました（；＿；）本当に嬉しいです。かなり長いストーリーになっていますが、ご覧いただけたら幸せです。本当にありがとうございます… (2014年10月12日 16時) (レス) id: d5618f34ce (このIDを非表示/違反報告)
アップルレモン(プロフ) - こんなに、健人を愛しちゃっていいんですか？ もぅ、この小説読んだら、涙が止まらなくて大変でした(笑 読み終わった瞬間、テレポーテーション聞きました。ルージュも。 胸に、染みました。 この小説は、ファンタスティック胸キュンストーリーです！ (2014年10月12日 16時) (レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SZ-holic | 作成日時：2014年8月21日 17時
