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歌番 ページ20

プリン片手に大きい画面の前に陣取り。




♫こんばんわ〜





始まった。





歌番なんて見るの学生の時以来。
何故だろ…なんか緊張する。





♫次はSZのみなさんでーす





うわっ健人だ。





何このキラキラ感。
衣装を着るとこんな変わるの?






曲が始まった。




♩〜♬〜♫〜





健人歌うまいじゃん……。





ひたすら画面に釘付け。








ちょっと待って、この子、


風磨くん?めっちゃかっこいい♡←え?








私は昔からやんちゃなイメージの男に弱い。






始めてSZを見た私は菊池 風磨のファンになってしまったようだ。






それにしてもテレビの中の健人は想像をはるかに越えていて本当に驚きだった。





.






そう言えば今夜、私は健人が居ない間にやっておきたい事があった。





それは淳太ときちんと終わる事。


そう、私は淳太との別れを決めていた。









淳太の為にも自分の為にもそれが1番だと思った。




決して淳太を想う気持ちが消えた訳じゃない。








でもこれ以上遠距離を続けていく自信もなかった。






私は淳太に電話をした。






土地勘がない為、近くまで淳太が車で来てくれる事になった。






一時間後、ビルの向かい側にある駐車場で待ち合わせ。







時間になり待っていると暫くして淳太が来た。







私は車の助手席に乗り込んだ。





その瞬間、淳太は私をおもいきり抱きしめた。








「A会いたかった…」







「ん…淳太…いたいょ…」







こんなに強く抱きしめられた事なんてなかったと思う。






何も聞かない私に淳太は話し始めた。






「今更、もう何を言うても信じてもらえやんのは分かってる。けど、一つだけ言わせて…
俺の気持ちは変わってへん。あいつとはちゃんと終わらせる。だからもう一度…」







「無理…もう無理だよ。。」







そう言うのが精一杯だった。







これ以上一緒に居ると決断が揺らぎそうだった。




6年を終わらせるのはそんなに簡単じゃない。









「今までありがとう…じゃあいくね…」







車から降りた私を追いかけてきた淳太は腕を取り振り向かせ突然私にキスをした。







その時、歩道の向こう側で仕事を終え送りの車から降りた直後の健人と目が合ってしまった。




「嫌っ」




私は淳太を突き放し走った。





何事もなかった様にビルに入って行く健人の後ろ姿を追いかけた。

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設定タグ:中島健人 , セクシーゾーン , 妄想   
作品ジャンル:タレント
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アップルレモン(プロフ) - はい。 もう、健人への愛が薄れることはありません。 ぜーったいに、愛し続けます!!! (2014年10月13日 10時) (レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
SZ-holic(プロフ) - アップルレモンさん» ほんとですか?嬉しいです(*^^*)これからも健人を愛してあげてください。愛が薄れた時は、又らぶほりっく。思い出してください。←黙(笑) (2014年10月12日 23時) (レス) id: 42cc598e38 (このIDを非表示/違反報告)
アップルレモン(プロフ) - この小説読んだら、ちょっぴり薄れていた健人への愛が復活しました! 本当に本当にありがとうございます。 (2014年10月12日 23時) (レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
SZ-holic(プロフ) - アップルレモンさん» アップルレモンさん、もぅ感激なコメントに涙出ました(;_;)本当に嬉しいです。かなり長いストーリーになっていますが、ご覧いただけたら幸せです。本当にありがとうございます… (2014年10月12日 16時) (レス) id: d5618f34ce (このIDを非表示/違反報告)
アップルレモン(プロフ) - こんなに、健人を愛しちゃっていいんですか? もぅ、この小説読んだら、涙が止まらなくて大変でした(笑 読み終わった瞬間、テレポーテーション聞きました。ルージュも。 胸に、染みました。 この小説は、ファンタスティック胸キュンストーリーです! (2014年10月12日 16時) (レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SZ-holic | 作成日時:2014年8月21日 17時

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