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何とか3人を落ち着かせて、藤ヶ谷を横尾さんから引き剥がすと、何これドッキリ？と本題に入った。
「いやいや、こんなの普通ある？それならそろそろドッキリ大成功のフリップ持って横尾さん早く戻ってきて」
「ガチで小さくなったと思ってんの？それこそ普通はねえよ。絶対カメラ付いてるって」
「ドッキリだとして、これいつまで続くの？つうか第一発見者誰」
まあアレだな、横尾さんそっくりの子役探してきたドッキリ説が一番強力。と言うか子供になりました、はいそうですか、なんてすんなり受け入れられる訳ねえだろ。何処ぞの二次小説じゃあるまいし。
「俺と宮田」
はいはーいと手を上げていつのまにかいつも通りの緩さを取り戻した玉森。
「あの子何してた？気になった事とかある？」
「きたみつ、話進まないからそろそろ割愛しちゃダメ？」
「何言ってんの、話進めてるじゃん」
「そうじゃなくてですな」
「訳わかんない事言ってんな」
じとって睨みつけて話進めようとすると急に皆が散り散りになった。え、何、何で？藤ヶ谷はあの子の元に戻ってソファに腰掛けて無理やり膝に座らせると火が出るんじゃ？ってレベルで頭撫で回してるし、千賀と二階堂はメイク落としながら携帯確認してる。玉と宮田はカツラを取って服装から男に戻っている。
「そういえばクッキー食べてた気がする」
「クッキー？そんなもの何処に…」
机の上を見ると差し入れのお弁当に紛れていつのまにか缶が置かれていた。お化けカボチャと魔法使いが描かれたハロウィン仕様の入れ物だ。
「キタミツ順応遅いから新しい台詞玉さんに増えちゃったじゃん。それの何処かに取扱方法でも書いてあるんじゃない？」
「ちょ、宮田さっきから何言ってんだよ」
話進まないとか新しい台詞とか、何言ってんのこいつ。なんて言いながら缶の裏面を見ると確かに書かれている取扱方法。
えっと…
「若返りビスケット…？何この某猫型ロボットが出す道具見たいなやつ。ビスケット半分で10歳。1つ食べる事で25歳若返ることができます。期間は1週間」
…は？
「ふうん、てことはわたは1個まるまる食べたのかな？6歳かあ、可愛い！」
「ねえねえ、なんて呼ぼうか？やっぱりわたかな？」
「てかどうすんの？こう言うのってよく小さくなるのはフロントメンバーだし横尾さんが子供って不安しかないんだけど！」
ちょ、待てこら。順応しすぎだろ。
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狐楼(プロフ) - 横尾渉さん» ご指摘ありがとうございます。グループのメンバーの中では北山さんが最年長ですが、楽屋にいたメンバーは宮玉横千の4人。そして横尾さんは子供になってしまっているので残りの3人の中で一番の年長者が宮田という意味合いでした。分かりにくく申し訳ありません。 (2018年6月17日 14時) (
レス) id: cfd642af4e (このIDを非表示/違反報告)
横尾渉 - あの、最年長って北山さんじゃないんですか？確か、北山さんだとおもうんですけど。 (2018年6月17日 11時) (レス) id: 4cc50a45b9 (このIDを非表示/違反報告)
裕太大好き - 可愛い。わたが子供って…普段はメンバーのお母さん的であるし。何時もの横尾渉に戻って欲しいね。続き待ってます。 (2017年11月2日 1時) (レス) id: 086e0840d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐楼 | 作成日時：2017年10月31日 19時
