それでも空は 3 【夏油傑】【五条悟】

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Aside







A ｢いったい！！染みる染みる！！｣





優雅に夜食タイムかと思いきや


現実は甘くない





手当が先だとお預けを食らってしまった


片腕じゃやりにくいだろと傑に消毒をしてもらっているのだが



それが痛くて痛くて、





A ｢もう少し優しく、！！｣





夏油 ｢はいはいそんなに声出さないで、理子ちゃん達起きるよ？｣





この男、やっぱりわかってたな





A ｢いや痛いんだって、まじで！｣






五条 ｢もっと優しくしてやれよ傑｣





そう言って傑のもっていたコットンを奪い取った悟





夏油 ｢あ、こら悟｣





一瞬痛みが和らいで悟が救世主に見えた




しかし、



再び、現実は甘くない





五条 ｢こうな風に、ひゅーっとやってひょい｣





A ｢っー！！！！！｣







がガガガガがと、


もはや声も出ないくらいの威力に


右手で机を叩くしか出来なかった





A ｢人の心は無いのか！！｣





何がひゅーっとやってひょい、よ！！


硝子じゃないんだから！！




涙目になりながら怒っても全く反省の色が見えない悟




覚えとけよ！と思いながら引き続き傑の治療を受けた



















夏油 ｢はい終わり、他は怪我してない？｣





包帯を巻いてもらい治療は終了





A ｢もう勘弁して、｣






そう言いながらさっき手に取ったカップ麺に手を伸ばす





A ｢いった、｣






わざわざ隠していた背中の傷をそっとなぞられたのだ





五条 ｢まだあるじゃねぇか｣





犯人は悟だ





A ｢なんでわかるのよ、｣





五条 ｢目がいいもんで｣





そんな所まで見れるとか聞いてない、





夏油 ｢はぁ、、隠してないで早く見せて、1日でもほおっておくのは良くないよ｣





そう言ってくる傑





いや、わかってるよ、


明日には硝子に治して貰えるけどほって置いて悪化するのは良くない




わかってるんだけれども、




場所が場所なんだよなぁ、




でも、そんな事を言って逃してくれる2人では無いだろう






腹を括って着ていたパーカーのチャックを下ろした




見て確認はしてないけど、感覚的に右肩から背中の中心部分までの大きめの傷だ






A ｢はぁ、、悟、傑の方寄って｣





そう言うと渋々悟は動いてくれた

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