たくさん、甘えよう ページ5
死ぬ前に、甘えてもいいよね。
悲鳴嶼「吹雪？どうした？」
あの、悲鳴嶼さん。
悲鳴嶼「どうした？」
抱っこしてください。
悲鳴嶼「いいだろう。」
(そう言って、抱っこしてくれる)
高い〜涼しい。
悲鳴嶼「急にどうしたんだ？」
なんだか、甘えたくなりました。
悲鳴嶼「吹雪は、子供だな。」
私は、子供ですよ。
悲鳴嶼「そうだな。」
玄弥「吹雪、俺も入っていいか？」
うん、玄弥お兄ちゃんも。
玄弥「吹雪、俺さ無惨を倒したらさ。兄ちゃんに謝る。」
うん、それがいいよ。
玄弥「俺も、抱っこしてもいいか？」
うん、いいよ。(ヒョイ)
玄弥「吹雪は、軽いな。」
玄弥お兄ちゃん、高い〜。お〜髪の毛ふわふわだな。
悲鳴嶼「楽しそうだな。」
楽しいですよ。
玄弥「吹雪、泣いてる。」
なんでもないの、ただ嬉しいんだ。私の周りには、私のことを好きでいてくれる人がいる。なんだか、涙が出てきた。
悲鳴嶼「吹雪、私も吹雪と一緒に入れて嬉しいぞ。」
私ね、皆んな大好き。だからこそ、皆んなを守るよ。
玄弥「吹雪にだったら、できる。」
悲鳴嶼「吹雪は、強いからな。」
えへへ、私幸せ者ですね。
サク「吹雪ー！」
おお、どうした？
サク「お館様がいらっしゃる。」
え、お館様が。
お館様「吹雪、来てしまったよ。」
お体は、大丈夫ですか？
お館様「ああ、吹雪のおかげで大丈夫だよ。」
お館様「吹雪、私のお願い事を聞いてくれるかい？」
もちろんです。
お館様「吹雪、おいで。」
(お館様が腕を広げて、私を待っている)
し、失礼します。
(ボブ)
お館様「吹雪は、暖かいね。」
あ、ありがとうございます。
お館様「私の可愛い子供達を無惨の元へいかすまえに、私にできることをしてるんだ。」
私は、お館様にハグをされて幸せです。
お館様「吹雪は、小さかったんだね。」
これでも、大きいと思うんですが？
お館様「無惨の所に行かせたくは、ないよ。」
お、お館様。無惨を倒すのは私の使命なので、行きます。
お館様「吹雪は、昔から決めたことをやり通すよね」
悲鳴嶼「お館様、吹雪なら大丈夫ですよ。」
お館様「そうだよね、私はもう帰るね。」
ありがとうございました。
玄弥「吹雪は、いろんな人からモテるな。」
そうかな？
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作者名：和田 | 作成日時：2021年5月24日 15時
