炭治郎の双子の妹は幸柱！

想い人 ページ20

グハ！ハアハア
無惨「嫁になると言え、そうしたら攻撃をやめてやろう。」
私にも、好きな人がいる。だから、貴様の嫁にならない。
無惨「好きな人だと、何冗談を言う。」
冗談ではない、諦めろ。
無惨「ならば、こうしてやる。(グサ)」
ウグ(吹雪の左肩を無惨の手が突き抜ける)
無惨「痛いだろ、苦しいだろ。嫁になると言えよ。」
何回も言わせないでよ、嫁にはならない。
全集中幸の呼吸弐の型 竜の舞！

無惨「グハ………吹雪よ、覚悟しろ。」
【やばい、もう動けない。でも、避けないと】
ドコン！！(金属がぶつかる音)
あ、悲鳴嶼さん(涙)
悲鳴嶼「吹雪、すまない。迎えに来るのが遅くなってしまって。」
助けてくれて、ありがと(気を失う)
悲鳴嶼「貴様、愛する者を傷つけた罪は重いぞ」
無惨「嫁にならぬと言うから、少し教育だ。私の嫁になるように。」
悲鳴嶼「悪いが吹雪を嫁にするのは、私と決まっている。
岩の呼吸壱の型 天面砕き！」

無惨「ゲホ……吹雪と同じ呼吸か。まあ良い、そろそろ帰るとする。吹雪は、必ず嫁にする。」
(無惨は、消えた)
悲鳴嶼「吹雪！」
(悲鳴嶼さんは、吹雪の所に駆け寄る)
悲鳴嶼「寝ているのか、傷は治りかけている。念のため、胡蝶の所に行くか。」
(悲鳴嶼さんは、吹雪を抱えて胡蝶の所に向かう)


(30分後)
悲鳴嶼「胡蝶は、いるか！？」
しのぶ「悲鳴嶼さん、こんな夜中にどうしたんですか？あ、吹雪ちゃん。」
悲鳴嶼「吹雪を見てくれないか。」
しのぶ「見つかったんですね。」
悲鳴嶼「ああ、無惨と戦っていた。」
しのぶ「だからこんなに、ボロボロになってしまったんですね。」
悲鳴嶼「今は、寝ているだけ。」
しのぶ「うん、これは。」
悲鳴嶼「どうした、胡蝶。」
しのぶ「吹雪ちゃん、貧血と栄養不良です。」
悲鳴嶼「吹雪は、その中で無惨と戦っていたと言うのか。」

しのぶ「皆さんに伝えときましょう、吹雪が見つかったと。」
悲鳴嶼「そうだな、皆んな吹雪を探してくれた。」
しのぶ「悲鳴嶼さん、吹雪が好きなんでしょう。早く告白したらどうですか？それか、キスの一つや二つ」
悲鳴嶼「吹雪に告白しょうと思っている、だがなかなかできないのだ。」
しのぶ「他の人に取られても、知りませんからね」
悲鳴嶼「吹雪は、誰にも渡さない。」
しのぶ「まあ、頑張ってください。吹雪ちゃんが目覚めるまで一緒にいてくださいね。」

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