悪女ガン無視する系のバイトの話２【ブルーロック】

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テストの合計点数80点上がりました……!!!!(泣)

努力が報われたぁぁぁぁぁぁ


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――なんやかんやあってドイツ最終日―――



まぁーたあの使用人みたいな生活に戻るんかぁ〜
掃除したくねぇぇぇ


『はぁ……』


荷物をまとめながら今後のことを考えているとため息が出てくる

だがアンリ先輩にまた会えると思うと胸が躍った


『早く荷造り終わらせて飛行機乗るんや……！』
※便は決まっている




秒で多くはない荷物をまとめ終わり、この建物のエントランスへ向かう

エントランスではマネージャーさんが待ってくれているそうだ


キャリーケースを引きずりながら乱れた服装を直していると、後ろから声が聞こえてくる




「おい愛苦」


『ゲッ』


振り向くと案の定カイザーだった

腕を組んで壁に寄りかかっている


『何用だよ。昨日お別れ会(という名の打ち合わせ)しただろ？』


そう言うと、カイザーは寄りかかるのをやめてゆっくりとこちらへ歩いてくる


ｽｯ……
↑
キャリーケースを盾にする音


『何か言えよ飛行機間に合わなくなっちゃうだろーが』


最初の一言以外無言だったが、ため息をついた後やっと口を開いた



「お前は男なのか？」


『･･･は？』


何言っちゃってんだコイツ

男って最初から言ってんだろ



予想外の言葉に目を丸くする



『男やって言っとるやろ。見てみろよこのまな板ボディー』



「…………………そうか」


しばらく考えた後理解したようだった

なんかそれはそれで失礼やな



『んじゃ、もーいい？どーせ日本で会えるんやから』


「………いや待て。翻訳機を外せ」


『はぁ？めんどくせ』ｽｯ


カイザーの行動の意味が全くわからん



ﾆｨ…

「Es ist mir egal, ob du ein Mann oder eine Frau bist. Ich werde es Ihnen unbedingt in die Augen legen, also warten Sie bitte ruhig in Japan, verdammter Manager.」



『なんて？？』



「Haha! Bitte antworten Sie mir auf Deutsch？(ハハッ！いつかドイツ語で答えろよ？)」


そう捨て台詞を吐いてカイザーは歩いて行った


なんやねん…全部分からんかったやんけ…まぁ良いか
どーせそんな大事なことアイツ言っとらんやろ((


愛苦は全く気にすることなく帰国したのだった


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カイザーの言葉の意味は、


「お前が男か女かなんてもうどうでも良い。必ず眼中に入れさせてやるから大人しく日本で待っとけクソマネージャー様」

です

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