悪女ガン無視する系のバイトの話【ブルーロック】 (ページ6)

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「オマエ、ブルーロック期間中は男装してもらうから」

『…え？』

「…オマエ、ブルーロック期間中は男装してもらu『別に聞こえなかったから聞き返した訳じゃねぇよ』」

『急に何言ってんだ頭どうした？』

「ごめんね愛苦ちゃん、プロジェクトの中で選手って男の子しかいなくてね、その中に馴染んで貰わないといけないから…」

『勿論喜んでやらせて頂きます』

アンリ先輩が言うなら仕方ないよねー
そんなもん喜んでやっちゃうわ

「えっ良いの？」

ビックリした顔で聞き返してくるアンリ先輩
可愛いっす

『はい！いやぁ～楽しみやなぁ～！そーいや髪ってどうするん？今だいぶポニーテールしちゃってる感じやけど』

「このかつら被れ」ﾎﾟｲｯ

ﾊﾟｻｯ

「ﾌﾞﾌｯw」

「ちょっと絵心さん！」

『眼鏡かち割って差し上げようかしら』(^ー^)

どういう状況かというと、
絵心がかつら投げる
↓
愛苦の頭に乗る
↓
愛苦の頭の上にキノコ完成(ずれてる)

完成図↓↓↓

「ww……ふぅ…すんごい似合ってると思う(真顔)」

「だ、大丈夫？」

『そこのキノコ野郎は後で絞めるとしてアンリ先輩、大丈夫っす。ポジティブに考えればなんか高そうな毛深いベレー帽にも見えなくも無くもないけど見えるんで！』

と言ってキノコ野郎にかつらを投げ渡す。勿論フルスイングで。

『そのかつら気に入らんからもう地毛切るわ』

「「は？/え？」」

『ほじゃねバイバイ』ﾌﾟｼｭｰ ←一応扉開く音

ﾋﾟｼｬﾝ

愛苦が部屋を出て行った後、帝襟はすぐさま愛苦の後を追い、絵心はしばらくはかつら片手にポカンとしてたのでした。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「ほ、ホントに切っちゃうの？」

どこから取り出したのか分からないハサミを持って洗面台の前に立つ。
あと横には心配してくれてるアンリ先輩。

まぁまたのびるし別にいいっしょ

『切っちゃいますよーこれ工作用のハサミだけど。』

「ちょっと待って!!ちゃんとしたの持ってくるから早まらないで!!」ﾀｯﾀｯﾀｯ…

『ハハッマジおもろいなぁ』

待つのめんどいし切っちゃうか！

顔を鏡に近づけてハサミを構える
そして_____

ｻﾞｸｯｼﾞｮｷｯ
ﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗ…

『あは！すっげ』

愛苦の髪がゆっくりと洗面器に落ちていった