悪女ガン無視する系のバイトの話【ブルーロック】 (ページ3)

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ダークキノコ(絵心)の車に揺られて軽く2時間程、山奥に差し掛かったとき、でっかい直方体の建物が見えてきた。

なんか闇堕ちしたコ○トコみたいなトコやなぁと思いつつ今の今まで食べていたポテチをジップロックにしまう。

ｼﾞｨｨｨｨーー ←ジップロックの閉まる時の音

『ふぅ……酔った！』

「バカだな」

そりゃ２時間もポテチ片手にスマホ観てたら酔うに決まってんだろと普通に怒られた。

ムカついたので後ろからダークキノコの眼鏡をちょっとずらしてやった。地味に嫌なやつ。

「……事故ﾀﾋ願望がおありで？」

『無いけどもし事故ったらオマエの髪の毛全部刈り上げて差し上げようかしら』

「そうなったらオマエのスマホとか諸々破壊して差し上げるから安心しろ」

『どこに安心する要素があるってんだクソが。…あ、どこに安心するお要素があると言うのかしらおクソが。』

「“お”を付ければ上品になると思うなよ」

といった感じで仲睦まじく話していればあっという間に先程の闇堕ちコス○コに到着したようだ。

改めて下から見上げるとやはり圧がヤバい。
なんだかんだ高い建物見上げるの苦手や。。

「付いてこい。ここが世界一のエゴイストを育成する場、青い監獄だ」

エゴイストがどーゆー意味か知らんけど取り敢えずすごいトコなのは分かった。

『だぁ～れもえんな。ここ。』

「当たり前だろ選手達が収集されるのは１ヶ月後だ」

『なんやねん。…え？じゃー何で１ヶ月前にここにウチ呼び出したん？することなくね？』

すると絵心は愛苦の方へ振り向き、青い監獄について細かい説明を始めた

ほぼ覚えてえんけど要するにウチは選手達が収集されるまでの約一ヶ月間サッカーを極めろと。

『は？ふつーに考えて無理ゲーだろ頭湧いてらっしゃってんのか？』

「混乱し過ぎてとうとう自分の言葉使いまで危うくなってきたか、もっと頭の容量増やしとけよ」

『HEY Si○i キノコの綺麗な刈り方は？』

《はい。根本からゴッソリとやるのが良いと知り合いから聞きました。》

『ちなみにその“やる”ってのはどーゆー意味？』

《……すみません。よく分かりません。》

『Oh…S○riまで私を見捨てると言うのか…』

「バカ言ってないでさっさと部屋に行け」ﾎﾟｲｯ

この施設のマップみたいなのを投げ渡された。さっきからの事といい扱いが酷すぎやしませんか？

「特大ブーメラン乙」

『オメェの口からその言葉が出てくるとは。。』