不器用なりに (ページ44)

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みんなで堤防の上へ登る。
ドンヒョク、俺、ヌナ、ジェヒョ二ヒョンの順で座る。
なんでジェヒョ二ヒョンはそこに座るんだ。

「あっ、みなさんご飯食べました？」

ヌナががさごそと何かを取り出す。

「まだ食べてないです～。
この後行こうかと思ってたんですよ！」

「そうなの？よかったらなんですけど...。」

そう言ってヌナが取り出したのは、
美味しそうな料理の数々だった。

「作りすぎちゃったから、
食べてくれると助かります。」

「わっ、チキンもある！」

「キンパ！！！ましけった～！」

「えっ、Aヌナが作ったの？」

聞くとヌナは恥ずかしそうに、美味しくないかもしれないけど～と言う。

食べてみると、すごく美味しかった。

「うわぁ、ヌナすごくおいしいですよ！」

ドンヒョクがふにゃふにゃした笑顔で言った。
ヌナは「ありがとうドンヒョクくん。」と
かわいい笑顔。