不器用なりに (ページ42)

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Mark side.

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「上手くまけましたね...。」

僕の隣で、
まるで映画の脱獄者のようなことをいうドンヒョク。
そして反対側ではジェヒョ二ヒョンが
「楽しみ～！」と言っている。

「はぁ。」

本当について来るなんて思わなかった。

今日はグッバイステージの次の日で、
午前中だけ練習で午後からオフだった。
午後は何人かのメンバーと買い物に出かけて、
たった今抜け出してきたところだ。

「なに落ちてんの～マク～。」

俺のほっぺをつついてくるヒョンにイラっとする。

「ミルヌナ～。どんな人かな～。」

気安くミルヌナって呼ばないでよ。
そう思ってしまう。
あの場所に連れて行くのも不本意だったけど、
もうこうなったら行くしかない。

「言っておくけど、
ヌナがいるっていう保証ないからね。」

2人は「はいはーい。」と言う。