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14 You side. ページ14
You side.
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それから毎日ではないが、
週に何回か会うようになった。
名前も知らない。
年齢も知らない。
連絡先も知らない。
私に至っては彼の顔を完全に見たことすらない。
でも私にとって確実に心地のいい場所になっていた。
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あの場所からさほど遠くない家へ帰りながら、
さっきまで一緒にいた彼のことを考える。
社会人って感じはしないし、
大学生かな。
髪も茶色だったし。
やっぱり年下だよな〜。
そんなことを思いながら帰宅し、
パソコンを開く。
明日の仕事を少しでもこなしていこう。
人より仕事が遅いから。
一通り終わったらシャワーを浴び、
ベッドにはいった。
「明日会えるかな。」
無意識に出た言葉に、赤面する。
私、何考えてるんだろう。
さっさと寝よう。
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作者名：ミル | 作成日時：2017年8月23日 21時
