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好きな歌手を褒めてもらえた。
それだけで頰が緩んでしまう自分がいる。


二人で音楽に耳を傾ける、
そんな心地いい時間が続いた。


そんな時間に終わりを告げたのは
俺の携帯だった。
通知を見ると、ドンヒョクからのカカオ。


"ヒョン!どこにいるんですか?
外ですよね?アイス買ってきてください!"


本当にヒョンだと思っているのか、
と思ってしまうドンヒョクのカカオに顔が緩む。
時間もいい感じだし、帰ろう。


「俺、帰りますね。」


「うん。おやすみなさい。」


「おやすみなさい。」


それだけ告げて、スケボに乗り堤防を後にする。
おやすみなさいと言った彼女の、
少し寂しそうな顔に胸が締め付けられる。


帰り道にコンビニでアイスを買い、
宿舎に戻った。

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設定タグ:NCT , マーク   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ミル | 作成日時:2017年8月23日 21時

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