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出た言葉が思ったよりも大きくて、
相手も自分もびっくりしてしまう。


「どうしたの？」


そう言いながら戻って来てくれた。
やばい、言いたいのに、顔が見れない。





俺は俯いたまま、
小さい声で







「名前...教えてください...っ。」


言った。
言ったぞ。


ただとてつもなく恥ずかしくて、
顔を上げられない。
耳まで赤い自信がある。


というかなんでなにも言わないんだ。


そう思い決心して顔を上げた。





彼女の顔は


りんごみたいだった。

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作品のジャンル：恋愛
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作者名：ミル | 作成日時：2017年8月23日 21時

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