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「じゃあそろそろ帰ろうかな。」


いつもは僕が先に帰るけど、
今日は珍しく彼女が先みたいだ。


送る、と言いかけ、黙った。


ここは人がいないからいいけど、
僕はアイドルだった。
さすがに人通りの多いところまでは行けない。


「帰り道、大丈夫ですか？」


と伝えると、彼女は笑いながらこう答える。


「全然平気、近くだから。」


「そ、うですか...。」


「じゃあね。お土産ありがとう。」


そう言って去ろうとする彼女の背中を見つめる。


マークリー。
男だろ。
今しかない。
行くんだ！！！


「あっ、あの.....！！！」

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設定タグ：NCT , マーク   
作品のジャンル：恋愛
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作者名：ミル | 作成日時：2017年8月23日 21時

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