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Aと出会ってからもうすぐ一年。
ぽかぽかとした陽気の中、新曲の発売に合わせて特集を組んでもらう雑誌の撮影。
末「お、桜」
宇「ほんとだー！きれい！」
日「宇野はAより団子だろ？」
宇「ちょ、失礼な！」
與と直也くんが撮影している横ではしゃぐ俺たち。
俺はスマホで桜の写真を撮って、Aに送る。
[桜の写真]
西島撮影で公園に来たら桜!
A Aきれい!目黒川も満開だって昨日お客さんが言ってたよ!
西島今日帰るの朝方になりそうなんだけど、それでもよかったら一緒に桜見に行かない?その時間なら人もいなそうだし!
A A行きたい!楽しみにしてるね!
送ったらすぐに既読がついて、Aとのやり取りに自然と笑顔になる。
末「なに、彼女でもできたん？」
隆「あ、うん。てか結構前から。言ってなかったっけ？」
末「うん、知らん」
隆「へへへ、いるんです、彼女」
末「いらっとするわー！」
笑いながら言う秀太。
「末吉さん、西島さんお願いしまーす！」
秀太とじゃれてたら呼ばれて撮影に向かった。
メンバーでの撮影をいくつか終えて解散になったものの、俺はソロの打ち合わせへ。
終わったのは予想通り朝方で連絡を入れて急いでAの元に向かう。
待ち合わせのコンビニで雑誌コーナーで立ち読みしてるAを見つけて、外から窓をコンコンと叩けばパッと顔を上げて驚いた顔から笑顔に変わる。
隆「ごめん、おまたせー」
『全然、私も今来たところだよ！今日お店忙しくて、片付け遅くなっちゃって』
隆「そっか、おつかれさま」
『ふふ、隆弘くんもおつかれさま』
隆「じゃあ行こっか。」
そういって並んで歩き出す。
『この時間はまだ冷えるね』
隆「寒くない？」
『うん！隆弘くんに風避けになってもらうから大丈夫』
そういいながらいたずらに笑う。
川沿いに咲き乱れる桜は満開で陽が降り注ぐ昼やライトアップされている夜ではないけれど、朝日に照らされる桜は綺麗で。
『わー！すごい！きれー！』
隆「きれいだね」
喜ぶAを見て、一緒に見られてよかったな、なんて思いながら、前を歩くAの手を取り横に並ぶ。
『え、大丈夫？誰かに見られたら』
隆「大丈夫、わかんないよ」
『ふふ、たまにはいっか！』
隆「たまにはじゃなくて、俺はいつも手を繋ぎたいけどね」
いつか堂々と手を繋いで歩ける日が来ますように。
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Hana(プロフ) - じろなおさん» いつもコメントありがとうございます！待っていてくれてありがとうございました！少しずつにはなってしまうと思いますが、更新していこうと思ってるのでまた応援よろしくお願いします(^o^) (2018年7月26日 6時) (
レス) id: 21ab0f97d0 (このIDを非表示/違反報告)
じろなお - 更新楽しみにしていたところです (2018年7月26日 1時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
じろなお - 毎日更新ぁりがとうございます。これからも読むのが楽しみです！無理だけはしないでくださいね！ (2018年5月25日 23時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - じろなおさん» こちらこそいつもコメントありがとうございます！できる限り毎日更新が目標なので、これからも楽しんでいただけるようがんばりますので、今後ともよろしくお願いします！ (2018年5月24日 17時) (レス) id: 21ab0f97d0 (このIDを非表示/違反報告)
じろなお - やっぱり次の展開のストーリーが気になってしまう自分がいて主人公ちゃんと秀太くんとかの関係が気になるばかりです。毎日更新本当にぁりがとうございます。嬉しいです！ (2018年5月23日 7時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hana | 作成日時：2018年4月10日 4時
