少し早い春【雅】 (ページ5)

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５　(智ｓｉｄｅ) ページ5

智「相葉ちゃん！！」

雅「ん～？？なにー？」

つまみを選ぼうとメニューに夢中になってる相葉ちゃん。

智「…何かあった？」

オイラがそう聞いた瞬間一気に相葉ちゃんの顔は暗くなった。

まるで抜け殻みたいな…。

雅「なにいきなりっ。何もないよ(笑)」

相葉ちゃん…。

智「笑えてないよ」

雅「…え？」

何でメンバーなのに…友達なのに…家族なのに…。

智「言ってよ…相葉ちゃん。仲間じゃないの？」

それから相葉ちゃんは深く考えた顔をして。

意を決したようにオイラに言った。

雅「分かった…。」

智「相葉ちゃん…ありがとう。」

雅「いいよ(笑)仲間だもん！」

智「んふふ(笑)」

雅「じゃあさ……」

智「うん」

・

・

・

・

雅「明日言うね！」

智「…………………え？」

何で？何で！？何で明日なの！？

雅「ふふっごめんね(笑)でもさ、皆一緒に報告したい」

相葉ちゃんの優しさが心にじんわり染みてきた。

智「そうだね＾＾そうしよっか」

雅「うん。よっし！呑もう！」

智「うぇい！呑むぞっ！」

雅智「ハハハハハハハっ(笑)」

今日は何だかんだで良い日だなっ。

明日も

明後日も

ずっと

ずっと

ずーーーっと

続いてほしい。そう願ってた。