始末屋さんの甘い誘惑～8UPPERS～ (ページ5)

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ミイラ取りが…【緑】ページ5

ジャッキーに頼まれて、シェリーを起こしにきたジョニー。

「シェリー？朝ごはんやでぇ」

と控えめに部屋の扉を開ける。

扉を開けた瞬間、シェリーがいつも使っているローズ系の香水の匂いがふわっと香り自然と顔がにやける。

「ジャッキーが朝ごはんやから呼んで来いって…わっ！」

突如布団の中から飛び出てきた腕に引き寄せられ布団に倒れ込んだジョニー。

視線の先にはシェリーの顔。ほんの数センチで唇に届いてしまいそうな距離だ。

「シェリー？朝ごはんやで？」

と平然を装うが目のやり場に困る。

顔の近さもそうだがパジャマの隙間から見える谷間、さっきより強く感じるローズ系の香水の香り。

「シェリー…ええねんな？自分が布団の中に引き寄せたんやで？」

そう言いながらジョニーはシェリーの腰を抱き、足を絡めた。

「寝たふりしてもあかんよ？口元にやけてるで？」

とシェリーの鼻をつまむと堪えきれずくくっと笑い声が漏れた。

「やっぱりバレたかぁ～」

とジョニーの腕を自分の頭の下に持ってくる。

「ジョニーの腕枕～」

と夢と現実の狭間でふわふわした状態でムフッと笑うシェリー。

「ほんまに… シェリーは天使やなぁ」

ジョニーはそういうとシェリーの頭を愛おしそうに撫でておでこにキスをした。

寝ているはずなのにどんどん頬が赤く染まるシェリー。