図書室の地味子さん【剣城京介】 (ページ32)

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(｀・ω・´)ゞ31 ページ32

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「大体あんたは邪魔くさいんだよアホ沢っ！

いつもいつもA先輩に近づいてるし同じ委員会だしっ‼︎」

「そんなんで難癖つけんじゃねぇよ！

お前こそ後輩のくせに兄貴同様ぎゃあぎゃあうっせぇんだよ霧野妹！」

「はぁ⁉︎そんだったらあんたの周りに付きまとってる悪趣味な女子ども黙らせろよ‼︎

あれこそ傍迷惑だっつの！」

「現在進行形で全力で百合ってるお前が女子否定すんのかよ馬鹿じゃねぇの⁉︎

その辺のモブと付き合ってろアホ‼︎」

「篤志黙れ」

「楓、静かにしてくれる？(ニッコリ)」

「先輩スマイル&名前呼びファアアァァァッ‼︎//」

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ミトが冷ややかに言うのと同時に

私も笑顔で霧野妹こと楓に言うと

マスク越しでも分かったのか幸せそうな顔でそう叫んで彼女は倒れた。静かにしてくれ。

一方南沢

妹ちゃんに叱られて、ぐっ…と悔しげな顔をしながらも口をつぐんだ。

なんか、ミトは良いトコの跡取りさんらしく

おうちの中では彼女が1番(?)偉いとかで逆らえないらしい。お気の毒。

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「美鈴ちゃんと知り合いとかくたばれええぇぇ‼︎」

「はっ⁉︎だからそれ誤解ですって‼︎」

「き、霧野、本当に落ち着けっ、ここは図書室だぞ」

「それがどうしたあぁぁぁっ‼︎」

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…こちらはまだまだ終わりそうにないようだ。

剣城君の胸ぐらを掴んでグワングワンと揺らす霧野兄。

と、それを健気に止めようと頑張る神童君。

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流石に可哀想になってきた。剣城君が。

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