story 5 ページ5
「あ、神童、霧野、おっはよー」
2-1に入ると、
そこには見事に集結したサッカー部2年トリオの面々が。
こちらも片手を軽くあげて言う。
「よっ。おはよ、浜野」
「…どうしたんだ、霧野といい浜野といい、
今日は随分登校が早いんだな」
「だって今日、音楽室の使用日じゃん。
遅れたら神童に殺されるぅぅって思ってさー」
「あれ、そうだっけ。
…ちょ、神童睨むなよ、いいだろ早く来たんだから。
結果オーライじゃんか」
ギラリと目を光らせた彼に慌てて言い訳するが、
忘れていたのは間違いなく事実なわけで。
わーめんどくせぇーと内心思ってると言ったら
きっと滅多打ちにされるのだろう。
失言する前に口を閉ざした。
約10日後の校内合唱コンクールに向けて、
各クラスとも朝や放課後に集まって
歌の練習をしている。
だが、当然 音を取るためのキーボードが全クラス分あるわけは無いので、
交代で音楽室や体育館などを使っているのだ。
そして今日の朝は、
2-1の音楽室使用日というわけだ。
神童は、
去年と同じく伴奏者を務めているので、
指揮者と共にこのクラスのリーダー役として皆をまとめている。
サボろうものなら、
フォルテシモが飛んでくるので要注意。
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風詠 麗音(プロフ) - 綾城さん» 返信ありがとうございます！ はい、絶対見に行きます！ この小説の中に出てきた剣城くんと彼女ちゃんの２人の関係が気になってたので、すごく楽しみです！ 時間があいた時絶対見ます！ (2014年4月21日 17時) (携帯から) (
レス) id: 7cd215395b (このIDを非表示/違反報告)
綾城(プロフ) - わああああぁぁぁっ！！///書いて早々コメントが頂けるとは思いませんでした！勿体無いお言葉マジでありがとうございますううぅぅぅー…！！更新頑張りますので、どうぞ次回作も楽しんで下さい！ (2014年4月21日 17時) (レス) id: 5bd9cb7cef (このIDを非表示/違反報告)
風詠 麗音(プロフ) - 初めまして！ 小説面白かったです！ 霧野さんの突っ込みとか面白くて笑ってましたww 次回作も見ようと思います！ 応援してます！ (2014年4月21日 12時) (携帯から) (レス) id: 7cd215395b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾城 | 作成日時：2014年4月20日 17時
