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「ちょっ、もうちょっとしっかり歩いてくださいよー!」
「んんーー……立てない……」
「きゃ、ちょっと重たっ!」
二階堂さん半分意識飛んでるし。
タクシーまってるけど、全然来ない。
「……なにやってんの。」
後ろから声かけられて振り向けば
裕太先輩で、呆れた顔してる。
「二階堂さんが潰れちゃってっ……」
寄っかかってくる身体必死に支える私。
だらーっとなった二階堂さん確認して
はぁ、ってためいきついてる。
「変わるよ、貸して。」
二階堂さんの腕もって、変わってくれた先輩
「タクシー、捕まえないとね」
そう言った先輩の声に反応したのか
「……んーー……?なんか成田さん声変わったあーー?……うぇ、気持ち悪い」
「おい、吐くなよ」
質問に答えないで、冷静な裕太先輩。笑
「……あれ、タマ…?え…?
俺だれと飲んでんだ?……あれバイト」
もう頭が回ってない二階堂さんに
裕太先輩呆れて笑ってる。
啓太くんは二階堂さんと裕太先輩の関係しらないからぽかん顔。
「よくわかんねーけどっ……
あ、タクシー!……止まってくれた!」
啓太くんも限界だったみたいで、
声震えてる。笑
「……○○まで。」
裕太先輩が、二階堂さん乗せて
住所伝えてくれて
後ろでほっとする私たち。
かと思いきや、
「じゃ、啓太よろしく。」
啓太くんに任せようとしてる。笑
「えー、一緒に乗ってくださいよー!
いやっすよ、ニカ先輩1人で送るの!」
しぶる啓太くんに、
「俺車だしムリ。」
ばっさりな裕太先輩。笑
「じゃあ、俺乗せてくださいよー!」
「ムリムリ。Aしか乗せない。
はい、よろしくね〜〜」
ちょっと!って啓太くん言いながらも
結局タクシーに乗り込んでいった。
「二階堂さん大丈夫かなー。…」
「啓太いるし大丈夫でしょ。
あー、重たかったー。」
「啓太くん、かわいそうですかね?
大丈夫かなぁ……やっぱ一緒に…」
「大丈夫だよ。
Aに重いもの背負わせた罰〜。笑」
んはは、って笑って歩き出した先輩
「ありがとうございます、お迎え…」
「ん。行こっか。」
そう優しい声で私に語りかけて
私の手を握って少し前を歩き出した。
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えりんぎ - こんにちわ♪最初の甘々な感じとは打って変わって悲しい気持ちになっちゃいましたね・・・ 2人の気持ちがわかる分、すごく心が締め付けられます。恋人って難しいですね・・・ 束縛したくないのにしちゃう、相手を思った行動も裏目に出てしまうときも・・・つらいです (2016年3月11日 12時) (レス) id: 424e396b6c (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ちひろさん» はじめまして:-)ちひろさんは裕太くん側なのですね!板挟み、本当そうです…(^-^;ココアちゃんもまだ経験不足ですかね、笑 お互いの気持ち解り合える時は来るのかしら… また更新頑張りますね、貴重な裕太くんサイドありがとうございます:-) (2015年10月15日 20時) (レス) id: 83d151ed1e (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ゆなさん» はじめまして、感想ありがとうございます:-)優しさって、本当残酷だなーって思います。裕太くんの場合、もう長年の本能ですからね。裏がない優しさです。解り合うのは難しいですよね…後ほど移行しますね、 (2015年10月15日 20時) (レス) id: 83d151ed1e (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 由貴さん» こんばんはー:-)お久しぶりですね〜!がんばりますので、また遊びにきてください★ (2015年10月15日 20時) (レス) id: 83d151ed1e (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 七星さん» いちゃいちゃ書くの好きだったんですが、しばらくお預けですかね(..)更新頑張りますねー! (2015年10月15日 20時) (レス) id: 83d151ed1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あや | 作成日時:2015年9月10日 22時