君の1番になりたい。7

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「……顔赤いよ？」









超至近距離の裕太に

ハッとして離れようとする私。






「……っ、こうゆうの、こま

「それ以上言うと次はこっちにしちゃうよ？」








最後まで言い切らないうちに
指で私の唇なぞってきた。









もう完全フリーズ。
付き合ってた時の何倍も
いつの間にか男の子になっちゃってる、裕太。






しかも、


「俺と、秘密の恋もいいんじゃない？」



にやって笑って耳打ちされた。





もう、正直立ってられないくらい
胸がバクバクしててうるさい。









ブブッ



そんな中鳴った携帯。



「裕太鳴ってる！」






やっとこの空気から
解放されたっ//







「A、ほっとした顔してる。笑」





当たり前だよっ！//







スマホの画面見た裕太が
ぷって噴き出したかと思ったら


「……どっかで見張ってんじゃない？笑」


って 藤ヶ谷太輔 って着信画面見せてきた。




なんか太輔の名前見るだけでも
今は少し後ろめたい気分。




「はーい。今終わったとこー。……え？あ、はいはい。じゃーねー。」




笑いながらスマホポケットに入れた裕太。




「ガヤが早く戻ってこいってさ。
……まさかなにかしてねーよな？だって。笑」




しょうがないから戻ろっか。って
ガラガラってドア開けた裕太。




「裕太、ちょっとっ！」







「……いいよ？裕太にほっぺにちゅーされたって言っても。笑 ま、絶対怒るだろうけど。」




そう言って先に行っちゃった裕太。









………言えるわけないじゃん。

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