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階段をパタパタ上がるスリッパの音。
「にーちゃん?誰か来てんのー?ってか、来てんだろー♩」
ガチャッ
心の準備もできないまま
ノックと同時に開いた扉。
「お前、ノックしてから開けろよ。」
ドアのとこ通せんぼするように立ってる太輔。
太輔の身体の隙間から
茶色の髪の毛がちらちら見える。
「あ、ごめんごめんっ笑) 女の子だったら、狼から早く助けてあげなくちゃ!って思って♡」
「…んなわけねーだろ。お前じゃあるまいし。」
太輔に隠れてよく顔分かんない。
「ひでーなー。ま、にーちゃん程まじめじゃないけどね?…で、後ろに隠してる女の子は?怖くないよ〜、出ておいで〜♡」
「ちょ、お前っ
太輔の身体の横すり抜けて
部屋に入ってきた子。
………………!
「……こんばんはー♩
ふふっ。びっくりっしょ?笑」
茶髪の…………………
「…………太輔?」
「…………んなわけねーだろ。」
「ぶっぶー♡俺は祐輔♡」
…………
あの、髪の毛の色が違うだけですけど。
「俺の双子の弟。」
はぁってため息ついて
めんどくせーって呟いた太輔。
「そう!祐輔でーす♩…で?お名前は?」
頭垂れてる太輔とは正反対に
キラキラスマイルの太輔……いや祐輔…くん。
……なんか頭がごっちゃごちゃ。
「かわいい顔してるねー♩」
ジリジリ祐輔くんが近づいてくる。
近づけば近づくほどそっくりな顔立ち。
……ごめん太輔。ちょっとドキドキする。笑
「…………Aです。」
少しずつ近づいてくる祐輔くんに
後ずさりしながら自己紹介。
「よし、Aちゃんね!ま、固くならずに♡
よしっ、じゃあお近づきの印に〜♩」
ぎゅーっ、
「きゃっ、
「お前、いい加減にしろよ。」
引き剥がすように間に入った太輔。
すごい怖い顔してる。
「アメリカじゃ挨拶だぜ?笑」
太輔に襟掴まれてもニコニコしてる祐輔くん。
「バカ、日本人だお前は」
すごい……
目の前に太輔が2人いる……………
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あや(プロフ) - 輝杏さん» 自分で書いてても思います(°_°)贅沢者な主人公!そんな夢みないかなーT_T (2015年3月12日 23時) (レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ニカめろたん。さん» お久しぶりです!引き続き読んで下さってて嬉しいです^ ^裕太くん、8で頑張らせましょう!w (2015年3月12日 23時) (レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - マミーさん» 頑張って書き上げますね!心強いですT_Tありがとうございます! (2015年3月12日 23時) (レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 由貴さん» 移行しました^ ^また8でもお待ちしておりまーす! (2015年3月12日 23時) (レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
輝杏 - 遅くなりましたータマと太輔に奪い合いされたい(>_<) (2015年3月11日 16時) (レス) id: 522086c0a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あや | 作成日時:2015年3月2日 18時