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「よくねーだろ。…お風呂使って。」
通された場所はバスルーム。
扉の向こうからは
入浴剤のいい匂いと
お風呂が沸きました。のアナウンス。
「えっ、いいよ、お家の人に怒られちゃう」
「怒らねーよ、今日遅いし。」
「……でも…っあ、傘！
傘貸してくれたら帰れるっ
ーーーーギュッ
後ろから抱きしめられた。
冷えた身体が
太輔の体温で温まっていく。
「太輔…？また濡れちゃうよ…？//」
「……俺に恥かかすなよっ//
…風邪引いたら困るって言ってんじゃん。
あと…………
耳をくすぐる太輔の声。
「後………もうちょっと一緒にいたい。」
恥ずかしさを隠すように
私の首に太輔が顔埋めるから
熱くてくすぐったい。
「……た、太輔っ……」
抱きしめられてる腕にそっと手重ねて
外してみようとするけど、
「……ダメ。いまこっち見んな。」
ギュッて力強まった。
お風呂からの熱気とこの状況に、
さっきの寒さはどこにいっちゃったのって位
熱くなってる身体。
「……とりあえず風邪引くから。…な？」
太輔に重ねてた手そっと撫でられる。
もう何も言えなくて、
「…分かりました…//」
そう答えると、
ちっちゃく息吐いて
腕の力弱めた太輔。
「っ、よし！じゃあ、俺のだけど部屋着貸すから！風呂入ってる間に持ってくる！」
「へ？あ、ありがとうっ！//」
超ぎこちない2人。
出て行く時の太輔の顔は真っ赤で。
「私もやばっ……//」
洗面台にうつった私の顔も真っ赤。
………じゃあ、せっかくだから
お風呂借りようかな…
「……って、ダメじゃん！……1人で帯、外せない…！」
ど、どーしよ。
後ろ向いて鏡見ようとも
高さ合わなくて見れないし。
着崩れないようにってお母さん
きつめにしてくれたから…
かれこれ10分経過……
バタバタ階段から多分太輔が降りてきてる気がする……
ガチャッ
「えっ？……っあ、ごめん！」
バタンってまた閉められたドア。
すりガラス越しにゆらゆら揺れてる
太輔の影に話しかける。
「太輔……あの…」
「どうした？」
「あの……」
「な、なんだよ。」
「…非常に言いにくいんですが…」
「早く言えよっ、
心臓にさっきから悪いんだよ！//」
「……帯を緩めるのを手伝ってくださ、い。」
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あや(プロフ) - 輝杏さん» 自分で書いてても思います(°_°)贅沢者な主人公！そんな夢みないかなーT_T (2015年3月12日 23時) (
レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ニカめろたん。さん» お久しぶりです！引き続き読んで下さってて嬉しいです^ ^裕太くん、8で頑張らせましょう！w (2015年3月12日 23時) (レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - マミーさん» 頑張って書き上げますね！心強いですT_Tありがとうございます！ (2015年3月12日 23時) (レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 由貴さん» 移行しました^ ^また8でもお待ちしておりまーす！ (2015年3月12日 23時) (レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
輝杏 - 遅くなりましたータマと太輔に奪い合いされたい(>_<) (2015年3月11日 16時) (レス) id: 522086c0a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや
| 作成日時：2015年3月2日 18時
