君の1番になりたい。7

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「家、誰もいないから。大丈夫。」


そう言ってガチャガチャッて開けた玄関。



「おじゃまします……」


結構身体冷えてきて中に入れてもらった。



「バスタオル持ってくるから。」



そう言って中に入ってった太輔。



「寒っ……」

身震いして周り見渡せば



「てか、広いお家………」


うちの倍はある玄関。




きれいにそうじしてあって
華やかなお花が飾られてる。






お家の人いないって……
こんな格好でおじゃましたら悪いよね。



と、いうか2人きりって………




…………//






いやいや、ただのこれは緊急事態だから。
なに1人でドキドキしてんのっ//








「寒いだろ？これでとりあえず拭いて。」


バスタオル持って来てくれた太輔。
心配そうな顔して頭拭いてくれる。



熱出てないか？っておでこに手当てられた。






「ありがと…//
っ、後は自分でするからいいよ」





とりあえず身体についた雨拭くと


「こっち。」


って手引かれてお家に上げてくれた。






「太輔、お家濡れちゃうからいいよっ」





長い廊下、浴衣から雫が少ししたたってる。

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