検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:472,284 hit

25 ページ25

歩くペース少し緩めると



ドンッ



「すみませんっ」


ぶつかっちゃった。





「A?」



太輔が気付いて名前呼んでくれた。

お友達の視線が一斉にこっち向く。









………えーと。//



ちっちゃく手振って太輔のとこ
かけよった。



「え、太輔、この子は……」






視線が集まりすぎて変な汗出そう。笑

とりあえずちっちゃく会釈した。






「彼女のA。同じ高校。」





太輔と私交互に見比べるお友達達。





「初めまして…Aです…//」




とりあえず挨拶。笑



「……マジかよ。…うわやべー!太輔が彼女連れてるぞ!今日の夏祭り女子達の悲鳴がすげーぞ絶対!」


興奮してるお友達に太輔が
呆れた顔でなだめてる。


「んなわけねーだろ…笑 じゃーな、あ、会っても声かけんなよ。笑」

「……ヒドくね?笑 あ、タマは?タマならきっと……!」


「タマもムリムリ。つーか一緒だしな。」

「え?太輔に続いてタマもいんの?彼女…」





あの、会話の内容的に
何かすっごい居づらいんですけど……



「いねーよ。……今はな」




私の方ちらって見てニヤリと笑った太輔。


私が今何も言い返せないと思って…!



「じゃーな。行こ、A」


手掴まれて歩き出した私達。


後ろでは


「太輔、お前何でも手に入れやがって!
夏祭りで女に刺されろ!」

「そーだそーだ!」


「くっそ、彼女と幸せにな!」



って叫んでる。



不幸を祈ってんのか
幸せ祈ってんのか分かんない。笑




「あいつらうるせーな。笑」

「賑やかだね。笑」





「行こ。…浴衣似合ってるじゃん。
…ちゃんと手繋いどけよ。この前みたいに変なの寄ってきたら困る。」


掴んでた手そっと繋ぎ直された。



「……刺されるかもよ?笑」

「…んなわけねーって。笑」








少しずつ暗くなってきた
参道を手繋ぎ直して歩いた。

26→←24



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (581 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1052人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あや(プロフ) - 輝杏さん» 自分で書いてても思います(°_°)贅沢者な主人公!そんな夢みないかなーT_T (2015年3月12日 23時) (レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ニカめろたん。さん» お久しぶりです!引き続き読んで下さってて嬉しいです^ ^裕太くん、8で頑張らせましょう!w (2015年3月12日 23時) (レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - マミーさん» 頑張って書き上げますね!心強いですT_Tありがとうございます! (2015年3月12日 23時) (レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 由貴さん» 移行しました^ ^また8でもお待ちしておりまーす! (2015年3月12日 23時) (レス) id: 2f569b9628 (このIDを非表示/違反報告)
輝杏 - 遅くなりましたータマと太輔に奪い合いされたい(>_<) (2015年3月11日 16時) (レス) id: 522086c0a2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あや | 作成日時:2015年3月2日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。