♯7 ページ8
そもそものはじまりは…IDOLiSH7が、海のパフォーマンスを目にする数分前…
海がIDOLiSH7のライブを見届け、直ぐさま何処かへと消えて…そう間もない頃。
無事にライブが終わったことに安堵しながら、着替えを終え…再び小鳥遊事務所社長…音晴の元へとした集結したIDOLiSH7は…
「俺たちは7人グループじゃない！？」
「それは、つまり…どういうことですか？」
衝撃の新事実を告げられていた。
数日前…アイドルの卵を見出すという点において、確かな目を持つ音晴がスカウトした逸材として集められた7人…
そのメンバーこそが、IDOLiSH7であり…この初ライブに到達するまでにも様々なことを7人で抜けて来ている。
そんな…確かな絆を、漸く掴みかけている頃で…不安定であるというのに、また新たな不確定要素が存在するともなると…衝撃的だと言わざるを得ない。
しかし…音晴は言う。
「突然のことで、みんな驚いたと思う。本当は君たち全員が集まったあの日に、彼にも来てもらう予定だったんだ。でも…僕の力不足で彼を事務所に引っ張ってくることが出来なかった。」
「申し訳ないとも思っているよ。でもね…彼は確実に君たちに必要な人材だと僕は確信している。会えばきっと、君たちもわかるだろう。」
「だから…今から会って来てほしい。彼はこの会場に来て…君たちに刺激を受けて、この近くの公園でパフォーマンスをしているだろうから。」
その不確定要素である人物は、確実にIDOLiSH7に必要な人物であるのだと。
自分たちが出会い、IDOLiSH7が生まれたあの日…そこにいるべきだった人物であると。
そう言った男が、自分たちと何の関わりもない他人であったなら違ったかもしれないが…
自分たちの夢を叶えるために、進むべき道へ踏み出すきっかけを作ってくれた恩人…他でもない音晴がそう言う人物なのであれば…と、その不確定要素に会うことを決めた。
そして…IDOLiSH7は、邂逅する。
「(…っ！すごい…)」
「(コイツが社長が言ってた…)」
自分たちにないものを持ち…IDOLiSH7をさらに高みへと引き上げるであろう才を持つ…
♪〜♪〜♪〜
月光のスポットライトを一身に浴びて、優しく照らされて…
優雅に、何処か儚げに…歌い、踊る…
白き青年に。
そして、彼を見た…パーフェクト高校生、和泉 一織は確信した。
現在…IDOLiSH7随一の歌唱力を誇る、天性の歌声の持ち主『七瀬 陸』と…
この、圧倒的な華のあるパフォーマンス力を有するこの青年が加われば…
IDOLiSH7は確実に、世界を変えるグループになることを。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月(プロフ) - キャベツの芽さん» はじめまして！コメントありがとうございます！尊くんもちゃんと受け入れられていて、大好きだと言ってもらえる程だと知れて安心しました！本当にありがとうございました！ (2019年5月24日 17時) (
レス) id: f01d23ed14 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツの芽(プロフ) - 初めまして|´-`)ﾁﾗｯ海くんも尊くんも大好きです！！これからも楽しみにしております！！ (2019年5月24日 14時) (レス) id: 270caf8b44 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - Suiさん» コメントありがとうございます！これからも海くんのことを温かい目で見守ってくださればと思います。 (2019年3月26日 23時) (レス) id: f01d23ed14 (このIDを非表示/違反報告)
Sui - 続きがすっごい気になります!更新頑張って下さい！ (2019年3月26日 21時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
